ニコール・キッドマン&リース・ウィザースプーンという二大オスカー女優が主演する米HBOの人気ドラマ『ビッグ・リトル・ライズ』。そのシーズン2のラストで、主要キャラクターの一人が死ぬはずだったことがわかった。英Digital Spyが報じている。
豪作家リアン・モリアーティによるベストセラー小説のドラマ化となるシリーズで、ボニー・カールソン役を演じるゾーイ・クラヴィッツが、米Varietyのインタビューでシーズン2最終話にまつわる撮影秘話を披露した。
「大きな変更があったの。死ぬはずだったキャラクターがいたんだけど、それは私じゃないわ。でも、何を発言してよいのかわからないから言わないでおくけど、誰かが死ぬはずだったのよ」と、そのキャラクターに関する詳細についてはお茶を濁していた。
最後の展開に大きな変更があったものの、ゾーイはシーズン2の結末に満足している様子で、「かなりシーズン2は後ろ髪を引かれる終わり方で幕を閉じたけど、みんなが団結したし、それはキャラクターにとって大切なことだと感じたわ。だって、その団結はシーズン1の結末で最も強力な要素のひとつだったし、それぞれのキャラクターと彼女たちにまつわる物語はまったく違うけど、ついに最後にはまとまったんだもの。だから、その方向(主要キャラクターが死ななかった)に進んだのは、それが理由じゃないかしら」と分析。
そして、シーズン3については、「次のシーズンをやりたいわ。あの番組とキャスト、ファンの反応、みんなの番組への熱意も大好きだから。人に応援されて、自分が取り組んでいることを楽しみにしてくれていると知っていると、もっと上手くいくようになるんだもの」と語り、更新を望んでいると明かした。
なお、ゾーイは『ビッグ・リトル・ライズ』シーズン2の放送が終了後、Hulu製作による映画『ハイ・フィディリティ』のドラマ版に主演。2021年全米公開予定の映画『The Batman(原題)』ではキャットウーマン役を演じることが決定している。(海外ドラマNAVI)
Photo:『ビッグ・リトル・ライズ』© 2019 HBO