『ケーブル・ガールズ』よ、永遠に!女性同士の友情と結束を描くドラマが7月ファイナルへ

2017年にスタートしたNetflix製作のスペインドラマ『ケーブル・ガールズ』が、7月に配信開始されるシーズン5の後半エピソードをもって幕を閉じることが明らかとなった。Netflix公式メディアをはじめとする複数のメディアが報じている。

『ケーブル・ガールズ』の舞台は1920年代のマドリード、市内にオープンした国営電話会社。当時の女性たちにとって唯一のモダンで進歩的な職場だったその電話会社本社に、憧れの交換手として職を得ようと多くの女性が詰めかける。幸運にも採用された生い立ちの異なるケーブル・ガールズの間で、羨望や裏切り、野心や友情などがないまぜになって渦巻き始める。恋と嫉妬の火花をを散らす様子が描かれるスペイン発の人気シリーズだ。

"ケーブル・ガールズ"の"GIRLS"は、「Genuine(誠実で)」「Independent(自立していて)」「Real(リアルで)」「Liberated(進歩的で)」「Strong(力強い)」の頭文字を取って、リディアとマルガ、カルロタとサラたち女性キャラクター像を象徴している。

リディアを演じるのは、歴史ドラマ『カルロス ~聖なる帝国の覇者~』や、アントニオ・バンデラスが主演した映画『私が、生きる肌』などに出演しているブランカ・スアレス。『ネスト』『アラトリステ』のナディア・デ・サンティアゴがマルガ役を演じ、カルロタに扮するのはスペインのドラマシリーズ『Los protegidos(原題)』などに登場しているアナ・フェルナンデス。サラには、『あなたに触らせて』や『灼熱の肌』などの映画で活躍するアナ・マリア・ポルボローサがキャスティングされている。

最終シーズンの後半エピソードは、スペインが独裁政権に支配された前回の7ヵ月後から物語がスタートする。リディアが矯正施設でカルメン(コンチャ・ベラスコ)からの復讐に苦しむ一方、フランシスコ(ヨン・ゴンサレス)とリディアの友人たちは必死で彼女を探す。

スペイン発のNetflix作品のなかでも、間違いなく記念碑的なドラマになった『ケーブル・ガールズ』。「私たちだけではない、あらゆる人たちの物語」をテーマに世界中の視聴者を釘付けにしてきた話題作。数々の忘れられない瞬間を共有してきた彼女たちは、自らの運命を選び取るために最後まで戦う――。

彼女たちがさよならを告げる『ケーブル・ガールズ』シーズン5後半エピソードのラスト5話は、7月3日(金)より配信開始。シーズン1から5前半エピソードは現在配信中。(海外ドラマNAVI)

Photo:Netflixオリジナルドラマ『ケーブル・ガールズ』