『バットウーマン』新たな主演が決定!演じるのは『MACGYVER/マクガイバー』ジャヴィシア・レスリー

2019年秋に米CWで放送開始され、新たに"アローバース"に加わったDCドラマ『BATWOMAN/バットウーマン』。1シーズン限りで降板したルビー・ローズに代わる新たな主演女優が決定した。米Varietyなどが報じている。

本作は、バットマンが突如消え、3年が経ったゴッサム・シティを舞台に、バットマンことブルース・ウェインの従妹であるバットウーマン/ケイト・ケインが愛する人、家族、そしてゴッサム・シティを守るため数奇な運命に翻弄されながらも、強く運命を切り開いていくヒーローアクション。

シーズン1では、『オレンジ・イズ・ニュー・ブラック』のステラ役でブレイクしたオーストラリア出身のルビー・ローズが主演を務めていたが、本国でシーズンファイナルが放送された後、降板することが発表された。

今回見事に主演を射止めたのは、ドイツ生まれでアメリカ育ちのジャヴィシア・レスリー。抜擢を受けて、喜びと意気込みを語った。

「『バットウーマン』のアイコンであるこの役を黒人女優として初めて演じることを非常に誇りに思っています。バイセクシャルの女性として、LGBTQ+コミュニティの先駆けとなったこの画期的な作品に参加でき、光栄に思っています」

また、降板したルビーも自身のInstagramで「最高です!! バットウーマンが素晴らしい黒人女性となり嬉しいです。マントを身につけることになったジャヴィシア・レスリーを祝福したいです。素晴らしいキャストとスタッフのチームに足を踏み入れることでしょう。シーズン2が楽しみです!」と新たなバットウーマンを応援した。

ジャヴィシアは、先日報道されていたキャスティング要項と同じライアン・ワイルダーという新たなキャラクターを演じる。「ライアンは人に好かれるタイプで、荒っぽく、少しお茶目で野生児っぽい人間です。最初にバットスーツを着ていたケイト・ケインとは全く違うタイプ。彼女の過去を知る者はおらず、ドラッグの運び屋であるライアンは、警察の追跡をかわし悪の道を歩んでいます。捨て猫のために牛乳を盗むような一面もある彼女は、素手で人殺しができるほど訓練を受けた非常に危険な戦闘要員で、レズビアンでもあり身体能力がずば抜けている。裏表がなく、情熱的で、間違いを犯しやすく、いわゆるアメリカの典型的なヒーローとは異なる」と書かれている。

ジャヴィシアはこれまで、『MACGYVER/マクガイバー』にジェシー・コルトン役でゲスト出演する他、『God Friended Me(原題)』や『The Family Business(原題)』、そして映画『Always a Bridesmaid(原題)』などに出演している。

新たなバットウーマンが登場する『BATWOMAN/バットウーマン』シーズン2は、2021年1月から米CWにて放送予定。日本ではシーズン1が8月19日(水)よりデジタルセル&レンタル配信開始&DVDレンタル開始。(海外ドラマNAVI)

Photo:『BATWOMAN/バットウーマン』公式Twitterより