『エージェント・オブ・シールド』、映画と再び結びつけるならば今がその時期

2008年公開の映画『アイアンマン』でフィル・コールソンを演じて以来、12年にわたってマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の映画・TVに出演し続けてきたクラーク・グレッグ。少し前のインタビューでは、自身がMCUの映画で復帰するかどうかはわからないと話していたクラークだが、最近のインタビューでは他のエージェントについても言及している。

クラークは米Looperのインタビューに答え、「あるポイントで、デイジー・ジョンソン(クロエ・ベネット)は映画でも活躍できると本当に思うんだ」と述べた。続けて、「フィッツシモンズ(レオ・フィッツ:イアン・デ・カーステッカーとジェマ・シモンズ:エリザベス・ヘンストリッジ)もそうだよ」と3人のエージェントの名前を挙げ、「現時点で、彼らは本当に重要なマーベルのキャラクターだと思う」と同僚の今後の活躍を後押しした。

『エージェント・オブ・シールド』は、『アベンジャーズ』のスピンオフドラマとして2013年に放送開始され、当初はニック・フューリー役のサミュエル・L・ジャクソンや、マリア・ヒル役のコビー・スマルダーズ、アスガルドの女戦士レディ・シフ役のジェイミー・アレクサンダーら映画でお馴染みのキャスト出演し、映画と世界観を共有していることが感じられていた。しかし、シリーズが進むにつれ映画とは袂を分かつような展開になっていく。

クラークは『エージェント・オブ・シールド』と映画を再び結びつけるならば、今がその時期だと考えていると話し、「ケヴィン(・ファイギ)はその才気があるし、彼ならやりたいことをなんでも実現できるだろう」と、マーベルの社長へ願いを託した。

クラークは以前のインタビューでは、「(今後のことは)何も知らない」と強調した上で、映画と同様に現在Disney+で展開されているドラマシリーズにも可能性はあるとコメントしていた。

『エージェント・オブ・シールド』は、シリーズファイナルとなるシーズン7が米ABCにて放送中。(海外ドラマNAVI)

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Photo:『エージェント・オブ・シールド』(c) ABC Studios & Marvel