HBOグループの中で最も長い歴史を持つHBO Latin Americaが製作し、2017年には国際エミー賞(非英語米国プライムタイム番組部門)を受賞したメキシコ発の犯罪ドラマ『セニョール・アヴィラ』。本作で平凡なサラリーマンとヒットマンという二重生活を送る主人公アヴィラを演じるトニー・ダルトン(『ベター・コール・ソウル』)のインタビュー映像が到着した。
本作は、普段はサエないサラリーマンを装いながら、実は犯罪組織に雇われた冷酷なヒットマンであるアヴィラを主人公に、平和な生活の裏側で様々な危機に直面する、緊迫した二重生活を追っていく。
主人公アヴィラを演じるのは、『ブレイキング・バッド』のスピンオフドラマ『ベター・コール・ソウル』で暴力的でありながら頭脳明晰という一癖も二癖もあるラロを演じたメキシコの実力派俳優トニー・ダルトン。
インタビューの中でトニーは、自身が演じるアヴィラという男について「アヴィラは生命保険の営業マンで、妻と息子が一人いる。そして、空いた時間に金をもらって殺しをする。ちょうど自分の人生に行き詰まりを感じている男だ」と説明。
しかし、ある事件をきっかけに犯罪組織のボスになってしまい、「そこから彼の人生は劇的に変化するんだ。ボスは絶対的な存在だ」と、シーズン1の出来事を通して変化していくことを明かす。
さらに、インタビューでは他のキャラクターとの関係性についても語る。特にカルロス・アラゴンが演じるボスの右腕のイヴァンについて「イヴァンとの関係が僕には一番興味深かった」と明かし、初めはライバルのような関係だった二人が、その後関係を深めるにつれ共犯関係になっていくという。
全13話となる『セニョール・アヴィラ』シーズン1は、Huluにて毎週月曜に1話ずつ追加配信中。(海外ドラマNAVI)
Photo:『セニョール・アヴィラ』(c)HBO OLE PARTNERS