『バイオハザード』シリーズのコンビがホラー映画『ミミック』をドラマ化!

ギレルモ・デル・トロ監督(『シェイプ・オブ・ウォーター』『パシフィック・リム』)にとってハリウッド進出第1作となった1997年のSFホラー映画『ミミック』。そのドラマ版が製作されることが明らかになった。米Deadlineが報じている。

今回のドラマ版でメガホンを取るのは、人気ビデオゲームを映像化したSFホラーアクション映画『バイオハザード』シリーズの監督として知られるポール・W・S・アンダーソン。『バイオハザード』シリーズ全6作でプロデューサーを務めたジェレミー・ボルトが製作総指揮を担当する。アンダーソンとボルトは『バイオハザード』シリーズで総額11億ドル(約1155億円)を超える収益を上げていた。『ハンニバル』『オレンジ・イズ・ニュー・ブラック』のジム・デンジャー・グレイが脚本と製作、そしてショーランナーを手掛ける。

ドナルド・A・ウォルハイム著書の短編小説を元にする本作は、革新的な遺伝子操作により現れた昆虫と、人間の戦いを描いたもの。映画版では、主人公のスーザン・タイラー博士をミラ・ソルヴィノ(『誘惑のアフロディーテ』)が演じていた。

監督のアンダーソンは、「長年、昆虫の世界に興味がありました。人類よりもずっと前から存在していて、人類が滅んだ後もずっと生き延びるであろう昆虫たちは、小さな体にもかかわらず力強く見事な組織力を誇ります。素晴らしいパートナーと一緒に、そんな昆虫の世界に飛び込めることにワクワクしています」と語った。

グレイも本作に対する意気込みを語った。「この作品のストーリーは、表向きは昆虫による乗っ取りです。ですがその神髄は、私たちの身体の中に巣食う虫への恐怖や、真実の死、科学の否定、高まる利己主義。不安を掻き立て、失敗をもたらす侵略によって社会がどのように生きたまま食われるかを表現しているのです」

キャスティングなどは発表されていないが、詳細が決まり次第お伝えしていきたい。(海外ドラマNAVI)

Photo:

映画版『ミミック』(DeadlineのTwitterより)