DC映画『ワンダーウーマン』シリーズで、ワンダーウーマン（ガル・ガドット）の母であるピッポリタを演じるコニー・ニールセンと、マーベル映画『マイティ・ソー／ダーク・ワールド』でダーク・エルフを率いるマレキスを演じたクリストファー・エクルストンが新作TVドラマで共演することがわかった。米Varietyが報じた。
コニーとクリストファーが出演するのは、スウェーデンに拠点を置くノルディック・エンターテイメント・グループ（NENT）が立ち上げたばかりの英国での事業NENT Studios U.K.が最初に手がける英語製作のTVドラマ『Close to Me（原題）』。英国の作家アマンダ・レイノルズ著の同名サイコサスペンス小説が原作だ。
パートナー（クリストファー）とともに一見完璧な生活を送っていた女性ジョー・ハーディング（コニー）は、1年分の記憶を失う。どうにか無くした記憶をつなぎ合わせようとしていたとき、ジョーは自分の人生が実際には完璧とは程遠いもので、誰かが自分から恐ろしい秘密を隠そうとしていたことに気づく...。脚本を手がけるのはアンジェラ・ペル（『スノーケーキを君に』）。
監督はマイケル・サミュエルズ（『ウィニー〜ネルソン・マンデラの妻として〜』）。製作総指揮はジーナ・カーター（『やっぱり契約破棄していいですか!?』）、ロバート・テイラー、エド・クラークらが務め、主演のコニーも加わる。
NENT Studios U.K.のCEOであるリチャード・ハリウェルは「『Close to Me』は、NENT Studios U.K.のオリジナルコンテンツの先頭に立つのにふさわしいタイトルであり、間違いなく新しいビジネスの素晴らしい名詞であることを証明するでしょう」と太鼓判を押している。
コニーのTVでのキャリアは、『BOSS／ボス 〜権力の代償〜』『ザ・フォロイング2』『FBI：特別捜査班』など。近年は、『ジャスティス・リーグ』『ワンダーウーマン』と今年10月9日（金）より全国公開予定の続編『ワンダーウーマン1984』でアマゾン族の女王ヒッポリタを演じ注目されている。
一方のクリストファーは、人気シリーズ『ドクター・フー』の9代目ドクターでお馴染み。わずか1シーズンで降板したが、その後は『HEROES／ヒーローズ』や、『LEFTOVERS／残された世界』などに出演している。
『Close to Me』は、今月後半から英国に製作が始まる。（海外ドラマNAVI）
Photo:『ワンダーウーマン』© 2015 Warner Bros. Entertainment Inc. and Ratpac-Dune Entertainment LLC／『マイティ・ソー』©Marvel Studios 2017
