『スター・トレック』壮大な新しいミッションへ!

何十年にもわたって愛されている『スター・トレック』シリーズ。そのシリーズの小説版が、5年に及ぶミッションに向かうことが判明した。米Comicbookが報じている。

今年11月に発刊されることが決まった「Star Trek: A Contest of Principles(原題)」は、USSエンタープライズの乗組員が厳しいミッションの間でバラバラになっていく。

舞台は惑星ヴォック。そこでは、圧政的な軍事支配の後、初めての自由選挙が行われている。艦隊から派遣されたジェームズ・T・カーク船長と宇宙船エンタープライズ号の乗組員は、公平な監視員としての役割を果たすが、スキャンダル、陰謀、暗殺計画の絡み合いに直面。セクター(星域)全体が不安定になっていき、中立の立場を保つことが難しいと感じるようになる。

さらに悪いことに、ボーンズこと船医のレナード・マッコイが、銀河系から少し離れた惑星ブラコでの任務中に姿を消す。カークはヴォックでの重要な任務を放置するわけにいかないため、スポックとクリスティン・チャペルに頼み行方不明になったボーンズを捜索する。

一方、ボーンズは周りが知らない間に、異世界であるオザロールに飛ばされていた。謎の病気の治療法を見つけることを期待されていた彼は、医師としてのヒポクラテスの誓いとその場からの逃亡願望の間で悩む。そんな中、ボーンズは3つの世界すべてに影響を及ぼすかもしれない陰謀が渦巻いた宮廷権力闘争の渦中にいることに気がつくのだった...というストーリー。

本書はこれまで小説版『スター・トレック』シリーズを執筆してきた、ニューヨーク・タイムズ紙のベストセラー作家グレッグ・コックスが手掛ける。彼は国際メディアタイアップ作家協会からスクライブ賞とファウスト賞を3度受賞し、『スター・トレック』シリーズのほかにも、映画『猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)』や『GODZILLA ゴジラ』、『マン・オブ・スティール』、『ダークナイト ライジング』など人気シリーズをノベライゼーションしている。


「Star Trek: A Contest of Principles」は11月10日(火)発売される。現在Amazonで予約受付中。(海外ドラマNAVI)

Photo:TrekCore.com公式Twitterより