【ネタばれ】『ゲーム・オブ・スローンズ』あの人、最終シーズン撮り直しに賛同!

2019年に完結した大人気ファンタジー大河ドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』の最終シーズンが賛否両論を巻き起こし、同シーズンの撮り直しを求めるキャンペーンに多くの署名が集まったことは、当サイトでも以前お伝えした通り。同シリーズのキャストの一人が、この運動に賛同すると発言している。(※本記事は、シリーズのネタばれを含むのでご注意ください)

やや遅ればせながらもこの発言をしたのは、冷酷なタイウィン・ラニスターを演じたチャールズ・ダンス。米Pop Cultureのインタビューで彼は、自分が演じるキャラクターは第四章の最後で退場したにもかかわらず、シリーズを最後まで観賞したことを明かすとともに、シリーズフィナーレにも言及している。

「最後まで見たよ。私自身はトイレの中で殺されたにもかかわらずね(笑) なぜなら、これは素晴らしい作品だからだ。そんな作品に関われたことはとても幸運だった。気に入ったよ。(見続けたのは)キャラクターたちの運命がどうなるのかが知りたかったからなんだ! フィナーレは多くの人を満足させたね。だがそれと同時に、同じくらい多くの人を失望させた。そして私は残念ながら後者の一人だよ」

チャールズはクリエイターを務めたデヴィッド・ベニオフとD・B・ワイスについて、シリーズ前半の脚色が素晴らしかったのに比べると、最終シーズンは満足感に欠けると発言。「デヴィッドとダン(ワイス)はドラマにおける脚本のレベルを向上させたと思う。素晴らしい仕事ぶりだよ。だが、その流れを受けてフィナーレを見ると、"いや、これじゃ感動できない"と私自身は思ってしまったんだ」

最終シーズンに不満を爆発させたファンが同シーズンの撮り直しを求めてオンライン署名サイトのChange.orgでキャンペーンを行っていたことをチャールズ自身は知らなかったそうだが、「請願書があれば、私は署名しただろう」と述べている。

同じような感想を抱いたキャストはほかにもおり、ヴァリス役のコンリース・ヒルは、2019年5月のインタビューで次のように語っている。「何かしらの形で失敗したと感じずにはいられないよ。自分では気づいていなかった期待にうまく応えられなかったってね。当時は何も私を慰めることはできなかった。でも、最終的にヴァリスの死は完全に理にかなっていると思うようになったよ」とコメント。賛否両論となったファイナルシーズンに不満はあったが、ヴァリスの最期には納得したと述べている。

一方、タイウィンの息子ジェイミーを演じたニコライ・コスター=ワルドーは、"父"とは意見が異なる模様。今月半ばに米Varietyのインタビューで最終シーズンの撮り直し嘆願に言及し、「面白いよね。みんながそれぞれの考えを持っているんだ。(キャンペーンが起きた理由は)各自が思い描いたエンディングがあり、さらに大好きな作品の終了に動揺してしまったからじゃないかな」と、作り直しを求める理由は作品の出来不出来とは関係ないとの見方を示している。(海外ドラマNAVI)

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