Netflixのスーパーヒーロードラマ『Marvel ルーク・ケイジ』や人種問題をテーマにした『ボクらを見る目』のキャストたちが、社会的距離をテーマにしたNetflixドラマ『Social Distance(原題)』に出演することが明らかとなった。米Varietyが報じている。
『Social Distance』は、新型コロナウイルス(COVID-19)が世界的に感染拡大し始めた最初の2、3カ月を舞台に描かれる全8話の新作ドラマ。エピソード毎に異なるキャラクターが登場し、別の物語が繰り広げられるアンソロジーシリーズだ。
『Marvel ルーク・ケイジ』で主人公を演じたマイク・コルターが出演するエピソードには、オキエリエテ・オナオドワン(『ステーション19』)、シャキーラ・バレーラ(『GLOW:ゴージャス・レディ・オブ・レスリング』)、実生活で夫婦であるアジェイ・ナイデュ(『ブラインドスポット』)とヘザー・バーンズ(『ボアード・トゥ・デス』)らが出演。
加えて、『ボクらを見る目』で子ども時代のケヴィンを演じたアサンテ・ブラック、ミゲル・サンドヴァル(『ミディアム 霊能者アリソン・デュボア』)、マックス・ジェンキンス(『デッド・トゥ・ミー ~さようならの裏に~』)、ピーター・スカナヴィーノ(『LAW & ORDER:性犯罪特捜班』)、マイケル・マルヘレン(『救命医ハンク セレブ診療ファイル』)らもキャストに名を連ねる。Netflixのドラマ『オレンジ・イズ・ニュー・ブラック』のテイスティ役で知られるダニエル・ブルックスが登場するエピソードには、彼女の実の母親と兄弟も登場するとのこと。キャストの自宅を舞台にリモートで撮影される『Social Distance』では、俳優同士を組ませることが難しいことから、本来は俳優でない出演者の家族も姿を見せるようだ。
人気の犯罪捜査ドラマ『BONES』で脚本を手掛けたヒラリー・ワイズマン・グレアムが、クリエイターとショーランナーを兼任する。
新型コロナウイルスが猛威を振るい始めて以来、パンデミックをテーマにしたドラマの企画が次々に生まれている。最近は、映画『バイス』の監督アダム・マッケイが製作総指揮を務める、新型コロナウイルスのワクチン開発をテーマにした新作ドラマの企画が進行中と発表され、Netflixの『ウィッチャー』でイェネファーを演じるアーニャ・シャロトラが、パンデミックの最前線で闘う人々を描く英国ドラマ『No Masks(原題)』に出演すると報じられていた。
『Social Distance』はNetflixにてこの秋配信予定。(海外ドラマNAVI)
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Netflixオリジナルシリーズ『Marvel ルーク・ケイジ』