大人気サバイバル・パニックドラマ『ウォーキング・デッド』シーズン7に姿を見せたのを最後に行方が分からなくなっていたキャラクターが、スピンオフ『フィアー・ザ・ウォーキング・デッド』シーズン6で復活することが明らかになった。米Comic Bookが報じている。
この度、『フィアー・ザ・ウォーキング・デッド』シーズン6に登場することが正式に発表されたのは、本家からスピンオフへ移ったドワイト(オースティン・アメリオ)の妻シェリー(クリスティーン・エヴァンジェリスタ)。シェリーは本家シーズン7では救世主たちのリーダーだったニーガン(ジェフリー・ディーン・モーガン)が囲っていた複数の妻の一人で、逃げ出した後で行方が分からなくなっていた。その逃亡の途中でシェリーは夫ドワイトに自分の居場所を教えるヒントをところどころに残しており、『フィアー・ザ・ウォーキング・デッド』シーズン5で妻を探し続けるドワイトは、1シーズン先に同じく本家からスピンオフへと移っていたモーガン(レニー・ジェームズ)と再会を果たし、彼の仲間とともにシェリーを探す展開となっている。シェリーはモーガン、ドワイトに続き、本家から『フィアー・ザ・ウォーキング・デッド』へ移った3人目のキャラクターとなる。
Sherry's story continues in #FearTWD - premiering Sunday, October 11th pic.twitter.com/St6lSg3pPl
— The Walking Dead (@TheWalkingDead) September 10, 2020
そのシェリーが再登場することを明かしたのは、『ウォーキング・デッド』公式Twitter。「The Past Is Dead(過去は死んだ)」というシーズン6のキャッチコピーとともに彼女が涙を流しているポスターが投稿され、「シェリーの物語は『フィアー・ザ・ウォーキング・デッド』で続く」とのメッセージが添えられている。
ただし、シェリーの復帰は以前から示唆されていた。7月にバーチャルで開催されたサンディエゴ・コミコンでクリスティーンが、「シェリーは聖域(サンクチュアリー)にいた時とはまるで違うキャラクターになっているので、再びシェリーを演じられるなんて最高よ。彼女は前よりも強く、もっとダイナミックになったと思う。そしてオースティン、つまりドワイトと一緒にラブストーリーを綴るの」と語っていた。
ちなみにクリスティーンは2016年に『ウォーキング・デッド』を去った後、翌年から米E!で始まったドラマ『アレンジメント ハリウッドに潜む闇』に主演していたが、そちらは2シーズンで打ち切られた。
本家『ウォーキング・デッド』は2022年にスタートするシーズン11をもって終了することが先日発表されている。『フィアー・ザ・ウォーキング・デッド』の運命が今後どうなるのは定かではないが、ひとまず米AMCにて10月11日(日)より放送されるシーズン6にシェリーがカムバックし、どんな展開となるのか注目していきたい。(海外ドラマNAVI)
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『ウォーキング・デッド』
(C)Gene Page/AMC