英国で"現代のコロンボ"が活躍!『マクドナルド&ドッズ 窓際刑事ドッズの捜査手帳』日本独占初放送

AXNミステリーでは10月、「おっさんずミステリー特集」と題して、個性的なおっさんたちが活躍するミステリーを大特集する。主役は全員愛すべきおっさんという同特集の第2弾は、今年3月に英ITVで放送されたばかりで、すでにシーズン2製作も決定している『マクドナルド&ドッズ 窓際刑事ドッズの捜査手帳』。世界遺産である英国のバースを舞台に、マクドナルド警部とドッズ巡査部長の凸凹コンビが事件解決に挑む!

主人公の一人であるドッズ巡査部長は、11年ぶりに現場復帰したものの、上司から早期退職を望まれている窓際刑事。いつもボロボロの小さな手帳を持ち歩き、老眼ゆえに広がったおでこに眼鏡を乗せており、自信なさそうにしているが、徐々に眠っていた探偵としての才能を開花させ、幅広い知識と鋭い推理力で難事件を解決していく。

彼とコンビを組むのは、ロンドンから来た若く上昇志向が高いマクドナルド警部。最初はドッズを疎ましく思うが、彼の能力と人柄の良さに気づき、信頼関係を築いていく。

キーアートが示すように、若くて野心家のマクドナルドが表に立ち、ドッズは一歩引いた後ろに控えているという構図が面白い。シリーズ名ですら「マクドナルド&ドッズ(原題:McDonald & Dodds)」と、若手に譲る形となっている。

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本作の魅力は、なんといってもドッズ。冴えない風貌ながらも推理力が光るキャラクターから、英国のメディアに"現代のコロンボ"と評されている。それもそのはずで、演じるジェイソン・ワトキンス(『ザ・クラウン』『ビーイング・ヒューマン』)は、役作りにあたりコロンボを参考にしたという。11年ぶりの現場復帰したが、組織から疎ましがられている上、30年前に妻に逃げられてもいるドッズの大好物は若い頃からチップスにバターをたっぷり塗って食べることだという。そうした興味深い人物像と事件解決のアプローチ方法に注目だ。

舞台となる世界遺産のバースは、英国唯一の温泉地として知られる世界有数の観光地で、ジョージ王朝時代の優美な街並みが魅力。本編で頻繁に登場する、三日月形の曲線が美しい巨大集合住宅「ロイヤル・クレッセント」などの美しい風景も必見だ。また、この土地の特徴の一つが、世界遺産ゆえに現代の英国ミステリードラマではおなじみの監視カメラが存在しないこと。それゆえに、事件で一体何があったのかを、昔ながらの方法で調べていくことになる。

美しい町バースに、ロンドンから野心家のマクドナルド警部がやって来る。着任早々、殺人事件の捜査の指揮を執ることになるが、彼女の補佐についたドッズ巡査部長は11年ぶりの現場復帰で、二人の波長はまったく合わない。地元の名士、マックス・クロケットの留守宅でホームレスの男が射殺され、"顔のない男"の彫像が盗まれる。当初は強盗の仲間割れかと思われたが、捜査が進むにつれて、クロケット家の後継者争い、家族の秘密が事件と絡み合い、事態は二転、三転していく...。

『マクドナルド&ドッズ 窓際刑事ドッズの捜査手帳』(全2話)は、AXNミステリーにて10月4日(日)20:00より一挙放送。(海外ドラマNAVI)

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『マクドナルド&ドッズ 窓際刑事ドッズの捜査手帳』
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