『ザ・バットマン』に続き、DC映画『スーサイド・スクワッド』の前日譚となるスピンオフドラマが製作!

DCコミックスの悪役たちが登場する映画『スーサイド・スクワッド』のスピンオフドラマが、米HBO Maxで製作されることが明らかになった。米Hollywood Reporterなどが報じている。

『Peacemaker(原題)』というタイトルのスピンオフドラマは、映画の前日譚となる全8話のアクションコメディ。『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』のジェイコブ役や『ファイティング・with・ファイア』のジェイク役で知られる元WWEレスラーのジョン・シナがピースメーカー役で主演を務める。

動画配信サービス、HBO Maxの公式リリース情報によると、ピースメーカーは"多くの人を殺さなければならないとしても、どんな犠牲を払っても平和を信じ、手に入れる男"だという。

本国で2021年8月6日公開予定のリブート版『スーサイド・スクワッド』で監督・脚本を手掛けるジェームズ・ガンが、ドラマ版でも全8話の脚本を担当し、第1話を含む数話でメガホンを取る予定。ガンは『アクアマン』や『シャザム!』のプロデューサーであるピーター・サフラン、そして主演のジョンと共に製作総指揮も務める。

この新作シリーズの目標は、ガンがライバルであるマーベル・スタジオの映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』の3作目に取り掛かる前の2021年初めに撮影を開始することだという。

今回の発表を受けて、ガンは以下のようなコメントを発表。「ピースメーカーというスーパーヒーロー、超悪役、そして世界最大の嫌な奴の目を通して、現在の世界の問題を掘り下げる絶好のチャンスだと思っています。DC映画の世界からこのキャラクターをドラマシリーズに登場させられることにとても興奮しています。そしてもちろん、ジョン、ピーター、そしてワーナー・ブラザースの友人たちと再び仕事ができることも最高に嬉しく思っています」

また、演じるジョンも「前にも言いましたが、『スーサイド・スクワッド』の一員となり、ジェームズ(・ガン)と一緒に素晴らしい映画を製作できたのは、とてつもなく名誉なことであり、信じられないほど素晴らしい機会でした。このドラマ版で再び彼や製作チームとタッグを組む機会を与えられ、興奮しています。ファンの皆さんに見ていただくのが待ち遠しいです」と話した。

HBO Maxは、ロバート・パティンソンが主演する映画『ザ・バットマン』のスピンオフ作品も今年7月にオーダーしている。同作はブルース・ウェインがマスクを着けて自警団として初めて登場し、ゴッサムシティの腐敗に立ち向かうジェームズ・ゴードン警部補と出会い、二人が協力関係を結んでいく過程が描かれる。また2021年には、ファン待望のザック・スナイダー版『ジャスティス・リーグ』も配信される予定だ。

『Peacemaker(原題)』の続報が入り次第、お伝えしていきたい。(海外ドラマNAVI)

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ジェームズ・ガン公式Twitterより