マーベルのニック・フューリー、Disney+の新ドラマに登場!

『アベンジャーズ』をはじめとしたマーベルの大ヒット映画シリーズで何度も姿を見せてきたキャラクター、ニック・フューリーがDisney+(ディズニープラス)の新作ドラマに登場すると、米Varietyが報じている。

これは複数の情報源を元にしているそうで、番組の詳細なプロットなどは明らかになっていないが、ニックを演じてきたサミュエル・L・ジャクソンが引き続き同役で出演することは確かなようだ。また、『MR.ROBOT/ミスター・ロボット』でエミー賞ノミネート歴のあるカイル・ブラッドストリートが脚本と製作総指揮を担当するという。

国際平和維持組織、S.H.I.E.L.D.(シールド)の長官として、アイアンマン、キャプテン・アメリカ、ソーたちをスカウトし、宇宙の脅威から地球を守るべくヒーローたちを結集させるアベンジャーズ計画を実現させたフューリー。マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の1作目である『アイアンマン』のラストで初登場すると、その後も次々とスーパーヒーローたちの前に現れた。スピンオフドラマ『エージェント・オブ・シールド』に2度登場したほか、新作アニメシリーズ『What If...?(原題)』にも参加することが発表されている。

演じるサミュエルは、50年以上にわたる俳優キャリアの中で200本近い作品に出演し、1994年の『パルプ・フィクション』ではアカデミー賞助演男優賞にノミネートされた。その活動拠点は映画界で、ドラマ界では日米合切のアニメシリーズ『AFRO SAMURAI アフロサムライ』で主役の声優を務めたり、人気ドラマ『LAW & ORDER』にゲスト出演したことはあるものの、今回の企画が無事シリーズ化されれば、現在71歳の彼にとって実写ドラマシリーズでレギュラーを務めるのは初となる。なお、2017年にドラマ初主演の話があったが、そちらは第一報から3年以上が経っても続報が聞こえてこないため、残念ながら頓挫してしまったようだ。

Disney+はマーベル・スタジオによるドラマを次々と製作しており、『ワンダビジョン』が年内の配信開始を予定しているほか、2021年には『Loki(原題)』と『The Falcon and Winter Soldier(原題)』が控えており、『アベンジャーズ』シリーズでおなじみのキャラクターたちがドラマシリーズで戻ってくることになっている。さらに先日には、女性版ハルクが主人公の『She‐Hulk(原題)』の主演が発表されていた

ますます広がるマーベルの世界で再びニック・フューリーの姿を見る日が今から楽しみだ。(海外ドラマNAVI)

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ニック・フューリー(米DeadlineのTwitterより)