『ハンドメイズ・テイル/侍女の物語』シーズン3、10月20日(火)より放送開始

自由を奪われた社会で力強く生き抜く女性たちの希望と絶望を描く『ハンドメイズ・テイル/侍女の物語』シーズン3が10月20日(火)よりWOWOWプライムにて日本初放送となる(第1話無料放送)。

第69回エミー賞で主要8部門を制し、第75回ゴールデン・グローブ賞でもドラマシリーズ作品賞など2部門を受賞し、世界中で大反響を呼んだ衝撃作。先月開催されたばかりの第72回エミー賞でも1部門を受賞、9部門にノミネートされるなど、シーズンを重ねてもその勢いは衰えることのない秀作ドラマだ。

近未来の米国はクーデターの結果、全体主義国家"ギレアド共和国"となり、"司令官"と呼ばれる一部の男性に支配される。夫と娘を連れてカナダに亡命しようとしたが捕まり、二人と生き別れになったジューン(エリザベス・モス)は、司令官フレッド・ウォーターフォードの家に侍女"オブフレッド(フレッドのもの)"として派遣され妻セリーナの代わりに彼の子どもを期待される。その後、娘ニコールを出産したジューンは、地下組織の手引きでカナダに逃げるチャンスを得るが、直前でハンナを残してはいけないと、娘を侍女のエミリーに託し一人ギレアドに残る。

新シーズン、あることがきっかけでウォーターフォード夫妻のもとを離れ、ローレンス司令官の家に派遣されることとなったジューン。そこで知り合った女中たちとも手を取り合い、ある壮大な"計画"を実行に移そうと動き始める。一方、ニコールを失い、すれ違っていたフレッドとセリーナも新たな動きを見せ始め...。

米国で"#Me Too運動"が盛り上がる前に発表された本作だが、理不尽な世界で体制にあらがい力強く生きようとする女性たちの姿が大きな共感を獲得。ジューンを演じるエリザベスも本作で高い評価を受け、『アス』『透明人間(2020)』など映画界でも活躍している。本国ではシーズン4への継続も決まり、原作者マーガレット・アトウッドによる続編小説「The Testaments(原題)」のドラマ化も進行中だ。

■放送情報
WOWOWプライムにて10月20日(火)深夜0:00より放送(第1話無料放送)。
[二]毎週火曜 深夜0:00~
[字]毎週水曜 深夜2:00~

(海外ドラマNAVI)

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『ハンドメイズ・テイル/侍女の物語』シーズン3
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