『スーパーナチュラル』ジェンセン・アクレスとワーナーの関係はまだまだ続く!

米CWで今年ついにフィナーレを迎える大ヒットドラマ『SUPERNATURAL/スーパーナチュラル』。同作で15シーズンにわたりサム&ディーン・ウィンチェスター兄弟を演じてきたジャレッド・パダレッキとジェンセン・アクレスのうち、ジャレッドは主演ドラマがすでに決まっていたが、ジェンセンの方にも動きがあった。

米Varietyほか複数のメディアによると、ジェンセンは先月、妻で女優のダニール・アクレスとともに製作会社、Chaos Machine Productionsを設立。同社がこの度、『スーパーナチュラル』を製作していたワーナー・ブラザース テレビジョン部門と契約を交わしたことが明らかになった。

この製作会社はアクレス夫妻のほか、かつてDCやマーベル、ドリームワークスなどで勤めていたレニー・リーフが製作部門の責任者を担う。今回の契約により、彼ら3人はワーナーの動画配信サービスやケーブル局、地上波の局のためにオリジナル番組を企画・製作するという。契約金などは明かされていないが、独占契約で、複数年にわたるものだと報じられている。

『スーパーナチュラル』のファイナルシーズンは新型コロナウイルス(COVID-19)の影響で製作と放送が一時中断されていたが、先月撮影が完了し、10月8日(木)から残り7話の放送が再開されている。ジェンセンは同作に15シーズンにわたって主演してきた上、計6話で監督を務めていた。さらに、2004年の短編映画でプロデュース業も経験済。『スーパーナチュラル』以前にも『ドーソンズ・クリーク』『ヤング・スーパーマン』などの人気ドラマに出演し、バットマンのアニメ作品で声優を務めるなど、ワーナーとは付き合いが深かったが、その縁は今後も続くことになるようだ。

妻のダニールも『スーパーナチュラル』にゲストとして参加したほか、同じくワーナー製作の青春ドラマ『One Tree Hill』に4シーズンにわたり出演していた。また、夫妻のパートナーであるリーフは2016年からDCのクリエイティブ部門で勤務し、『LUCIFER/ルシファー』『iゾンビ』『SUPERGIRL/スーパーガール』といった大ヒットドラマに関わっている。

今回の契約を受けて、ジェンセンは下記の声明を発表。「ワーナー・ブラザースはこの20年、自分のホームだった。おかげで、この業界で望み得る最高の関係を築き、素晴らしいサポートを受けることができた。ダニールと僕はワーナー・ブラザース テレビジョン部門のみんなの助けを借りて、アーティストとして成長し続け、さらにはプロデューサーとして新たに学ぶ機会が得られることを喜んでいる」

なお、ジェンセンは『スーパーナチュラル』後の仕事として、同作のクリエイターであるエリック・クリプキが手掛けるAmazonオリジナルドラマ『The Boys/ザ・ボーイズ』シーズン3に出演することが決まっている。

『スーパーナチュラル』ファイナルシーズンは米CWで11月19日(木)に最終回を迎えるが、ジェンセンの今後にも期待したい。(海外ドラマNAVI)

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『SUPERNATURAL/スーパーナチュラル』
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