米Huluによる衝撃作『ハンドメイズ・テイル/侍女の物語』に主演するエリザベス・モスが、新作映画で辞任に追い込まれた実在の米下院議員のケイティ・ヒルを演じることが明らかとなった。米Deadlineが報じている。
エリザベスが出演する新作映画は、今夏に出版されたヒルの回顧録「She Will Rise: Becoming a Warrior in the Battle for True Equality」の映像化となる。著書では、それまで政治経験がなかったヒルが、その魅力と常識を武器にワシントンD.C.で区民によって議員に選出された経験が綴られている。
あふれんばかりの自信で、ヒルが力強い味方を付けていくと同時に敵を増やし、その結果としてヒルが逃げ出せずにいた家庭内暴力が明かされた上、リベンジポルノが流出し、議員の職から辞任に追い込まれた過程も語られているとのこと。
Elisabeth Moss to Play Former Congresswoman @KatieHill4CA in @blumhouse Adaptation of 'She Will Rise' from #Writer @michaelseitzman
by @thrhttps://t.co/3cCOmQhK7v#scriptchat #amwriting #tv #film pic.twitter.com/x1wvds6YUp
— finaldraftinc (@finaldraftinc) October 6, 2020
医療ドラマ『コード・ブラック 生と死の間で』や、スパイドラマ『サイバー諜報員 ~インテリジェンス~』でクリエイターを務めたマイケル・サイツマンが脚本を手掛ける。
エリザベスは主演するだけでなくヒルとサイツマン、リンゼイ・マクマナス(『The Shining Girls(原題)』)、ジェイソン・ブラム(『透明人間』)、ジェレミー・ゴールド(『ザ・ラウデスト・ボイス ―アメリカを分断した男―』)と共に製作総指揮も担う。
エリザベスはヒルを演じることについて、「彼女の物語を伝える助けとなる機会を得られて光栄に思っています。彼女の力強さを描いて女性の声を大きくしていくための仕事は、私にとって信じられないほど刺激的であり、彼女の体験は私たちにとって"今"を分析する上で、これ以上ないほど重要です」と意気込みを語った。
エリザベスは、ブラムが製作したホラー映画『透明人間』と『アス』に出演しており、息の合ったチームワークが期待できそうだ。新作映画は配信サービスで展開される。配信日などがわかり次第、続報をお伝えしていきたい。なお、エリザベスが主演する『ハンドメイズ・テイル/侍女の物語』シーズン4は、2021年に米Huluにて配信スタート予定。(海外ドラマNAVI)
Photo:
エリザベス・モス (c)SF/FAMOUS