『アメホラ』エマ・ロバーツ、Netflixでヴァンパイアが主人公のYA小説をドラマ化!

大人気ドラマ『アメリカン・ホラー・ストーリー』や『スクリーム・クイーンズ』などでおなじみのエマ・ロバーツが、Netflixの新作ドラマを手掛けることが明らかとなった。米Deadlineが報じている。

今回製作することになった『First Kill(原題)』は、ニューヨークタイムズのベストセラー作家ヴィクトリア・シュバーブによる同名短編小説を下敷きにした全8話となるシリーズ。この短編は、今年9月にアメリカで出版されたばかりの短編アンソロジー集「Vampires Never Get Old:Tales with Fresh Bite」に収められている。

『First Kill』の主人公は、そろそろ最初の殺しを実行に移すときがきたティーンエイジャーの吸血鬼ジュリエット。権力を握る吸血鬼一家で地位を占めるようになった彼女は、町に引っ越してきたばかりの少女カリオペに目を付ける。ところが驚くべきことに、カリオペは有名なヴァンパイアの殺し屋一家のハンターで、二人はお互いを殺すのは簡単ではないと悟るだけでなく禁断の恋に落ちてしまう―。

エマは、自身の製作会社Belletrist Productionsを一緒に立ち上げたカラー・プレイスと共にプロデューサーを務める。脚本・製作総指揮は原作者のシュバーブが担う。また、『FRINGE/フリンジ』のフェリシア・D・ヘンダーソンも脚本を手掛けてショーランナーを務める予定だ。

エマは『First Kill』以外にも、ファーストルック契約を結んだ米Huluとカローラ・ラヴァリングによる小説「Tell Me Lies(原題)」をドラマ化することを発表していた。このシリーズでは、母親に裏切られた過去を持つ主人公ルーシー・アルブライトが、進学した大学でミステリアスな青年と出会ったことで彼女の運命が変わっていく様子が描かれる。

製作会社を立ち上げ、演じるだけでなくプロデューサー業にも力を入れ始めたエマ。彼女が手掛ける『First Kill』に出演するキャストなどがわかり次第、続報をお届けしたい。(海外ドラマNAVI)

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エマ・ロバーツ (c)SF/Famous