『スパナチュ』に別れを告げるジャレッドとジェンセン、最も恋しくなるものとは

米CWの大人気超常現象アクションドラマ『SUPERNATURAL/スーパー ナチュラル』ファイナルシリーズの撮影がついに終了。15シーズンかけて築き上げたジャレッド・パダレッキ(サム役)とジェンセン・アクレス(ディーン役)の友情が終わることはないだろうが、ひとまず、二人は一緒に撮影した日々を締めくくった。

米TV Lineのインタビューに応じたジャレッドは、15年にわたりジェンセンの対となる役を演じることで「自分のまま突き進む自信を得ることができた」という。

「15年間、誰かとテニスをしたり、バスケットボールをしたり、柔術をしていれば、自分はどれだけ頑張ればいいのかもわかるようになる。でも、今までプレーしたことのない人と一緒にコート足を踏み入れれば"OK、まずは彼がどんな人か知らないとね。いきなりダンクを決めてしまうようなところから始めたくはないし、それはゲームにはならないから"という感覚だ。それがジェンセンとだと、僕は自分のやりたいようにできるし、彼も彼のやりたいようにする。そして、シーンのあらゆる側面や、キャラクターが経験したことで見せるさまざまな一面を引き出すことができるんだ」

一方のジェンセンも、ジャレッドと長年築き上げてきた関係がサムとディーンの絆を具現化することに役立っているとコメント。

「多くの場合、そのニュアンスまでは台本に書かれていない。だからこそ、キャラクターやストーリー、そしてそれを作品にもたらすことができることを、僕らは誇りに思っているよ。そういったものについて、僕らは特に話し合う必要はないんだ。演じている途中で出てくるものなんだよ。僕らは心地よくやれているし、お互いをうまく活かし合えるから、そんな瞬間が生まれるんだ。自信を持って誰かとそういう瞬間を共有できることは、とても恋しくなるだろうな」

『SUPERNATURAL/スーパーナチュラル』シーズン15(ファイナルシーズン)は、米CWにて放送中。現地時間の11月19日(木)にフィナーレを迎える。(海外ドラマNAVI)

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『SUPERNATURAL/スーパーナチュラル』シーズン15
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