トム・セレック、誇りに思う『ブルーブラッド』のエピソードを明かす

ニューヨークの警察一家が難事件に挑む米CBSのクライム・サスペンスドラマ『ブルーブラッド ~NYPD家族の絆~』。本国ではシーズン11が放送中だが、フランク役で主演するトム・セレックが、本作で誇りに思っているエピソードを明かした。

これだけシーズンが長くなれば、エピソードもかなりの数がある。そんな中、トムは特に思い出深いものを、その理由も添えてCBSの公式動画にて以下のように語った。

「好きなエピソードというものはないね。多くのエピソードが好きだし、その意味で私たちは恵まれているよ。ただ、私にとって特別だったのは、ニューヨークの9.11メモリアルで撮影できたこと。初めてそこでの撮影が許されたプロダクションだったからね。フランクにとって非常に重要なストーリーで、とても感情的なものだった。そのエピソードをとても誇りに思っているけど、もちろん全てのエピソードにも同じ思いを持っているよ」

トムの話したこのエピソードは、2012年に放送されたシーズン2第12話「終わらない一日」のことだ。フランクの相棒は、9.11でノースタワーから100人以上を救出した後に障害を負い、救助後に体調を崩してしまったという設定だった。

トムは、フリーダムタワー(ワールドトレードセンター跡地に作られた高層ビル)で撮影することの重要性を次のようにコメントしていた。「今夜、フランクがテロの攻撃に遭ったグラウンド・ゼロ(ワールドトレードセンター跡地)を訪れるシーンを、この神聖な場所で撮影するよ。彼にとってある種の感動的な瞬間だ。そして演じる私たちにとってもそれは同じ。ここにいることは特別な特権だ。撮影の許可が与えられたことは、とても名誉なことなんだ」

他のキャストもお気に入りのエピソードを挙げており、ダニー役のドニー・ウォールバーグはシリーズの第1話「警察一家レーガン」を、エリン役のブリジット・モイナハンは彼女が自動車事故に遭うエピソードがお気に入りだと話した。(海外ドラマNAVI)

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『ブルーブラッド』
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