『チャーリーズ・エンジェル』『ザット '70s ショー』タニア・ロバーツ、65歳で死去

1970年代の大ヒットアクションドラマ『チャーリーズ・エンジェル』のジュリー・ロジャース役や、人気コメディドラマ『ザット"70s ショー』のドナの母親ミッジ・ピンチオッティ役で知られるタニア・ロバーツが亡くなった。享年65。米TV Lineが報じている。

タニアは昨年12月24日に、カリフォルニアにある自宅のそばで犬と散歩中に倒れた。入院後、人工呼吸器をつけていたというが、現地時間1月4日の夜、尿路感染症のため帰らぬ人となった（誤報が伝えられてから数時間後に亡くなった）。彼女の友人でタニアの広報担当者でもあるマイク・ピンゲルが伝えた。「悲痛な思いです。20年以上もの付き合いでしたから。彼女はエネルギーに満ち溢れていました。本当に"エンジェル"のような人でとても寂しく思います」 また、長年のパートナーであるランス・オブライエンは、「彼女はソウルメイトであり、親友でした」と述べている。

タニアは、モデルとしてクレアロール、クールレイのサングラスなどのコマーシャルでキャリアをスタートさせ、1976年より俳優に転身。『地上最強の美女たち！／チャーリーズ・エンジェル』のファイナルシーズンに出演し、ジェリル・ラッド（クリス・マンロー役）とジャクリン・スミス（ケリー・ギャレット役）と共に、チャーリーズ・エンジェルとして活躍。1985年公開の大ヒット映画『007／美しき獲物たち』ではロジャー・ムーア（ジェームズ・ボンド役）の相手役として、ステイシー・サットンを演じたことでも知られる。

また、1998年から2004年まで7シーズンにわたり、コメディドラマ『ザット"70s ショー』に出演。近隣の若い男性陣の注目の的となるミッジを好演していたが、病気だった夫の世話をするために途中降板していた。その他、『シーナ』『ハーツ・アンド・アーマー』『私立探偵マイク・ハマー1／殺しの陰謀』などに姿を見せていた。

タニアのご冥福を心よりお祈りしたい。（海外ドラマNAVI）