大ヒットドラマ『ウォーキング・デッド』の全米での放送直後にキャストやスタッフをゲストに迎えて同作の貴重な裏側が語られるトークショー『トーキング・デッド』。Huluで順次配信中の『ウォーキング・デッド』シーズン10追加エピソードに続いて、第18話「俺を見つけてくれ」の放送直後に全米で放送された『トーキング・デッド』第18回もHuluにて配信となる。その内容をちょっとだけご紹介しよう。（※本記事は『ウォーキング・デッド』シーズン10第18話までのネタばれを含みますのでご注意ください）
引き続き、新型コロナウイルス（COVID-19）の影響で、ホストのクリス・ハードウィックとゲストたちはスタジオでなく自宅から参加。今回のゲストは、キャロル役のメリッサ・マクブライド、リア役のリン・コリンズ、そして「俺を見つけてくれ」の脚本を担当したニコール・ミランテ＝マシューズ。
もともと同作のファンで出演できたことを「夢のよう」と話していたリンは、リアとダリルが初めて出会った場面について「最初、リアはまるで凶暴な犬のように見えた。何年も独りきりで過ごしてて、他の人と同じく心に大きな傷を受けてた。初対面ではダリルが何者か見当もつかなかったから、リアは最悪な状態で猛然と牙をむいて威嚇してたのよ」と語った。
そんな二人の関係に対する感想を聞かれたキャロルは、「ダリルのストーリーで重要な要素だと思う。ファンにとっては降って湧いたような話だけどね。私としてはステキな関係だと思うわ」と発言。そしてお気に入りの場面として、小屋にいるリアに向けて、ダリルが初デートに誘う代わりに魚をポーチに投げ込むシーンを挙げた。
ミランテ＝マシューズはシーズン10からドラマに参加しており、今回の脚本のほか、アルファとベータが出会った回、ニーガンがアルファを殺した回も手掛けている。そんな彼女はリアを登場させたことについて「ダリルには今後多くのことがキャロルやコニーとの間に起こるから、（リアとの話は）今語るべき物語だと思ったの」と意味深な発言。
メリッサの足元に彼女の愛犬が寝転がっていて時々画面に映り込んでくれることもあり、今回のエピソードに登場した犬たちの話に。ドッグ役の犬の本名はセブン、そして子犬の本名はカールであることが明かされた。子犬がリックの息子と同じ名前であることを聞いたハードウィックは「驚いたな」とコメント。なお、作品の舞台裏を明かすコーナーの中で、ドッグの犬種は牧羊犬のベルジアン・シェパード・ドッグ・マリノアであることや、リハーサルなどでドッグのスタンドイン（代役）を務めるのはぬいぐるみ（！）であることも明らかに。
ちなみに犬といえば、キャロルがシーズン10第6話の「秘密の任務」で、ダリルに「彼女の犬（ドッグ）と永遠に隠れてはいられない」と言うシーンがあるが、その撮影時にメリッサはダリルの過去について少し教えてもらったものの、どの程度の関係かは今回のエピソードまで知らなかったそう。この第18話でダリルとキャロルが過去にないほどのケンカをしたことについて「こんな場面の撮影は難しい。すごく落ち着かなかった」と語り、シーズン2でハーシェルの農場にいた時、単独行動していたダリルがウォーカーの耳を首からぶら下げて戻った時もケンカになったことを思い出したという。なお、ケンカの理由について「彼が意地悪だった」としながらも、「キャロルは彼と一緒にいたいんだと思う」と分析している。
互いに深く理解し合っているキャロルとダリルのカップリングを求めるファンも多い中、その"ライバル"を演じるリンは、ついにダリルの恋愛が描かれたことについて「彼が誰かと親密になって、さらに三角関係になる状況にそそられない？」と、ファンに呼びかけた。なお、新型コロナウイルス（COVID-19）の感染を防ぐこともあってリアとダリルのラブシーンが描かれなかったようだが、それについては「（キスしたりしたら）ファンに激怒されてたはずだから良かった」と安堵している。
ダリルをめぐってキャロルとリアは三角関係（？）を繰り広げているが、ファンからの「キャロルとリアは友達になる？」という質問に、メリッサの大ファンであるリンが「仲良くなってほしい」と語ると、メリッサが「私も同じ思いよ」と続けた。
そのほかにも、ノーマンが語るダリルとリアの関係、リアがウォーカーの腕を投げた時に聞こえた声の正体、ダリルがもしラジカセを持っていたら何の曲を流したかの予想、キャロルとメリッサの不思議な共通点など今回も内容盛り沢山なので、番組内で確認してみてはいかがだろう？ 『トーキング・デッド』の該当エピソードは3月18日（木）0：00よりHuluにて配信される。なお、Huluでは『ウォーキング・デッド』とノーマンがホストの旅番組『ライド with ノーマン・リーダス』も配信中だ。（海外ドラマNAVI）
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『トーキング・デッド』
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