大人気シットコム『ビッグバン★セオリー ギークなボクらの恋愛法則』でペニーを演じて人気を博したケイリー・クオコが、新作ドラマで主演を務めることが明らかとなった。米Deadlineが報じている。
ケイリーは、1976年に出版されたA・E・ホッチナーによる女優ドリス・デイの伝記「Doris Day: Her Own Story」を下敷きにしたミニシリーズで主演・製作総指揮を務める。
1940年代から女優として活躍したドリスは、『四月のパリ』や『銀色の月明かりの下で』といった作品に出演。アルフレッド・ヒッチコックが監督を務めた『知りすぎていた男』では、主演するだけでなく主題歌「ケ・セラ・セラ」も歌い大ヒット。同曲はアカデミー賞歌曲賞を受賞した。2004年にドリスは大統領自由勲章を授与され、2019年5月に97年にわたる人生に幕を下ろした。
「Doris Day: Her Own Story」は、歌手・女優として活動するかたわら、動物愛護運動にも熱心に参加していたドリスのインタビューで構成されている。
ミニシリーズは、ケイリーのブロダクション会社Yes, Norman Productionsとワーナー・ブラザースTVが手掛け、米HBO Maxでケイリーが製作・主演したサスペンスドラマ『The Flight Attendant(原題)』のグレッグ・バーランティ(『ARROW/アロー』)と、サラ・シェクター(『THE FLASH/フラッシュ』)と再タッグを組む。
ケイリーは12年にわたって出演した『ビッグバン★セオリー』を卒業後、まったく異なるジャンルの『The Flight Attendant』でアルコール依存症の客室乗務員を熱演。第78回ゴールデン・グローブ賞コメディ/ミュージカル部門女優賞にノミネートされ、惜しくも受賞は逃したが、新境地を開いたケイリーの実力が認められる形となった。なお、同作はすでにシーズン2へ更新されている。
ケイリーがドリス・デイを演じるシリーズの共演者や配信・放送されるプラットフォームなど、新情報が分かり次第お伝えしていきたい。(海外ドラマNAVI)
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『ビッグバン★セオリー ギークなボクらの恋愛法則』© Warner Bros. Entertainment Inc.