『ゲーム・オブ・スローンズ』レナ・ヘディ、次の出演ドラマはSFスリラー

大ヒット大河ファンタジードラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』でラニスター家出身の王妃サーセイ・バラシオン役を演じたレナ・ヘディが、SFスリラーに出演することが明らかになった。米Hollywood Reporterが報じている。

『Beacon 23(原題)』というタイトルの新作は、ヒュー・ハウイーが2015年に刊行した小説を映像化したもの。Spectrum OriginalsとAMCネットワークが製作する。

クリエイターのザック・ペン(『アベンジャーズ』『レディ・プレイヤー1』)によるこのプロジェクトは、既知の宇宙の果てで一緒に閉じ込められてしまった二人の運命が絡み合う、サスペンス・スリラーとのこと。

レナが演じるのは、アスターという名前の女性。彼女は宇宙の暗黒の奥地で発信機を見守る孤独な灯台守のもとへ、不思議な方法でたどり着く。その管理人であるハランは、アスターが敵か味方かを疑い始め、宇宙の果てという緊迫した状況の中、二人の意地の張り合いが繰り広げられるという。ハラン役の配役は未定。

レナは自身の制作会社である Peephole Productionsを通じて製作総指揮も務める。アイラ・スティーブン・ベール(『アウトランダー』)、エリサ・トッド・エリス(『ナルコス』)、ケイティ・オコネル・マーシュ(『FはFamilyのF』)らもレナと共に制作陣として名を連ねている。

ペンはレナの起用について、「レナ・ヘディは、テレビ史に残る『GOT』という作品に出演する前から、素晴らしい多才な女優でした。"プレッシャーを感じなくていい"とは言われていますが、この作品を製作する全ての人々に感謝しています。彼らは私の期待以上のものを提供し続けてくれています」

また、Spectrum Originalsの責任者であるキャサリン・ポープもコメントを発表した。「誰がアスターを演じることができるかを考えたとき、私たちは一人のことを考えていました。ペンの描く複雑なキャラクターに、強さ、弱さ、そして輝きをもたらすことができるのは誰かと。そしてそれはレナ・ヘディしかいないと思ったのです」

2019年に『ゲーム・オブ・スローンズ』が終了して以来、レナはNetflixの『ダーククリスタル:エイジ・オブ・レジスタンス』や『ウィザード:アルカディア物語』、『Infinity Train(原題)』、『Rise of the Teenage Mutant Ninja Turtles(原題)』などの作品で声優として活躍している。

『Beacon 23』は、ケーブルTVのSpectrumで9カ月間の独占放後、AMCネットワークにて再放送される予定。(海外ドラマNAVI)

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レナ・ヘディ© PF