『クリミナル・マインド』エミリー役 パジェット・ブリュースター、リバイバル版について前向きに考えている

昨年、惜しまれつつ幕を閉じた大人気犯罪捜査ドラマ『クリミナル・マインド FBI行動分析課』。今年2月に放送終了からわずか1年で復活するというニュースが伝えられ、誰がカムバックするのか注目が集まっている中、長年本作でエミリー・プレンティスを演じたパジェット・ブリュースターが米Comic Bookに対し、自身も含めて最後の4シーズンに出演していたキャストに声がかかっていることを明かした。

リバイバル版『クリミナル・マインド』は、米CBSの配信サービスParamount Plus(旧CBS All Access)で製作されている。現時点では不明な点が多いが、1話完結型だったオリジナル版とは異なり、全10話となる1シーズンで一つの事件を捜査するスタイルで描かれると伝えられている。

エミリー役のパジェット・ブリュースターは、配信サービスにプラットフォームを移行することは、コマーシャルなしで見たい視聴者の要望に適していると語る。

また、どの程度実現に近づいているかは言及していないが、パジェットによると、彼女をはじめとするキャストやスタッフはカムバックに向けて交渉中だという。「(製作側は)最後の4シーズンに出演していたキャスト全員に会いに来てくれて、"皆さん、戻ってきてもらえませんか?"と言われたことに、とても感謝しています。今、他の作品に参加していない人は全員、出演交渉をしました」

パジェットは続けて、「私たちはリバイバルが実現し、ストリーミングでの作品になることを望んでいます。これは、過去15年間、テレビ局である米CBSで放送されていたものとは全く異なるプラットフォームになります。私たちは全力を尽くしていますし、誰もがこれを実現しようとしています。お互いの存在が楽しいですし、ファンの皆さんがどれほどこの作品を愛してくれているのかも理解しています。今では、Netflixで視聴してくれている色々な年齢層の新しいファンがいます。以前は、"あなたは『クリミナル・マインド』に出ているよね"と言われても、"ああ、おばあちゃんが見ている作品ね"と言っていました。今は10代の子も含む、新しい世代の人たちが『クリミナル・マインド』を見ているんです。クレイジーなことです」と、リバイバル版の出演に前向きであることを述べている。

誰がカムバックするのか気になるところだが、過去4シーズンのレギュラーキャストであれば、ファイナルシーズンに出演したパジェット、ジョー・マンテーニャ(ロッシ役)、マシュー・グレイ・ギュブラー(リード役)、A・J・クック(JJ役)、カーステン・ヴァングスネス(ガルシア役)、アイシャ・タイラー(ルイス役)、アダム・ロドリゲス(ルーク役)、ダニエル・ヘニー(シモンズ役)と、シーズン12で降板したトーマス・ギブソン(ホッチ役)、デイモン・ガプトン(スティーヴン・ウォーカー役)も含まれる。またシーズン11で降板したが、その後何度かゲスト出演していたシェマー・ムーア(モーガン役)も現在は『S.W.A.T.』で主演を務めているが可能性はなくはないだろう。

なお、Paramount Plusでは実在する犯罪プロファイラーを紹介するリアリティ番組『The Real Criminal Minds(原題)』の製作も決定しており、今年の配信を予定している。

リバイバル版『クリミナル・マインド』の新情報が入り次第、お伝えしていきたい。(海外ドラマNAVI)

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『クリミナル・マインド』(c) ABC Studios