"ブラックリスト"の世界はパラレルワールド!主演ジェームズ・スペイダーのインタビュー到着

大人気アクション・サスペンスドラマ『ブラックリスト』で主演を務めるジェームズ・スペイダーのインタビューが到着した。

2013年に米NBCで放送開始した『ブラックリスト』。エミー賞スタントコーディネート部門を受賞したハードなアクションと緊迫した心理戦を織り込み、本格派のアクション・サスペンスドラマとしてNBCの看板番組として人気を博している。

5月25日(火)からスーパー!ドラマTV #海外ドラマ☆エンタメにて放送開始となるシーズン8は、序盤から驚愕な展開が待ち受ける。カタリーナは娘エリザベスと共にレディントンの真の正体を探るべく、父であるドムや幼馴染のイリヤを巻き込み、レディントンを追い詰めていく。カタリーナvsレディントンの対決の結果は? そして、レディントンの本当の正体とは? さらに、ついに"ブラックリスター"のNo.1が明らかに。

前シーズンとなるシーズン7は、新型コロナウイルスの影響を受け、エピソード数を予定から3話減らし19話の構成に。さらにその撮影も中断せざるを得なくなり、最終話はアニメーションと組み合わせた構成となり話題となった。

本作で主人公レイモンド・レディントンを演じ、プロデューサーも務めるジェームズ・スペイダーは新型コロナウイルスの影響で撮影は困難を極めたといい、「セットには常に300人以上のスタッフがいるので、(コロナ対策が)とても難しい」と話す。撮影許可の申請も厳しく、許可が下りる場所は限られ、その場所に入れる人数制限もある。その中で進められたシーズン8の撮影は「やり遂げるために大きな大きな努力をし、スタッフが見事な仕事をした」と述べ、大きな困難に見舞われることなく完成させたチームを誇った。

また、この様な状況下でも、作品にパンデミックやウイルスに関する描写がないことについて、「ブラックリストの世界はパラレルワールド。現実世界を描くのではなく、独自の世界があって、そこにキャラクターたちが生きている。物語が現実から離れていることで観てくれるファンの皆さんの現実逃避にもなっている」とその狙いを明かした。

8年にもわたりFBI最重要指名手配犯レイモンド・レディントンを演じてきたジェームズは、「レディントンも自分も8年、歳をとった。それが長く続くシリーズの面白いところでもある。彼の人間関係がどういうものか、その質やどう成長したかを見せることがとても重要で、変化や発展、そして別の道へ進んでいく様子を見ることができる。特にシーズン8では、レディントンとエリザベスとの間に深い深い溝が生じる」と述べている。

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レディントンの好きなところについては「無作法なところやユーモアのセンス。彼の人生への欲望も好き。一番評価しているのは彼の中にある二面性や難しい性格をもった人物。ただ彼はおそらく自分の資質が好きではないのだろうと思う」と話す。

ファンの間でもネット上で予測合戦が繰り広げられているシリーズ最大の謎であるレディントンの正体。役に関する秘密をどうやって守ってきたのか問われ、ジェームズは「ベラベラ話し過ぎないこと」と述べ、質問に応えるときには「別の質問を持ち出す」ことでかわしているという。さらに、「脚本家は質問された時、何かを答えているような印象を与えつつも喋りすぎないように用心していて、驚異的に上手くやられている」と、シリーズの最大の謎をチーム一丸となって守っているようだ。記者からレッドの結末は?と聞かれた際には「その質問にはお答え出来ません」ときっぱりかわしていた。

すでにシーズン9の製作が決まっている人気シリーズである『ブラックリスト』。長編シリーズに取り組んできたこの8年で大変だったことを聞かれると「朝が早いこと」と笑顔。自分は夜型で、「毎朝すごくすごく早い時間にアラームが鳴る仕事は未だに全く慣れない」とチャーミングな一面も見せてくれた。

『ブラックリスト』シーズン8 放送情報

スーパー!ドラマTV #海外ドラマ☆エンタメにて
5月25日(火)22:00より独占日本初放送
【二カ国語版】毎週火曜 22:00 ほか
【字幕版】毎週火曜 24:00 ほか

(海外ドラマNAVI)

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