大人気ドラマ『セックス・アンド・ザ・シティ』(以下『SATC』)の続編となるリミテッド・シリーズ『And Just Like That...(原題)』に、あのキャストがカムバックすることが明らかとなった。
米HBO Maxが製作する『And Just Like That...』は、今もニューヨークに暮らすキャリー(サラ・ジェシカ・パーカー)とシャーロット(クリスティン・デイヴィス)、ミランダ(シンシア・ニクソン)が、30代の時よりもさらに複雑になった50代で体験する友情や現実社会を歩んでいく様子を描く。
そして、全10話となるリバイバル版で3人に加わることになったのは、シーズン3&4でキャリーの恋人/婚約者エイダン・ショウを演じたジョン・コーベット。米New York Postのインタビューでジョンが、「リバイバル版に出演するよ。複数話にわたって登場するんじゃないかな」と明かした。しかし、HBO Maxはこの報告に対してコメントしておらず、また正式には発表していない。
リバイバル版には、サマンサ役のキム・キャトラルとミスター・ビッグ役のノース・ノースは出演しないと報じられている。ビッグはオリジナルシリーズでキャリーとくっついたり離れたりを繰り返し、映画版の第1作で晴れて結婚した。
映画の第2作では、エイダンとキャリーが旅先のアブダビで再会して焼け木杭に火がつきそうになっていたこともあり、リバイバル版に夫のビッグが登場せずにエイダンが姿を見せるということは、キャリーの恋愛ステータスに変化が起きることを意味しているのかもしれない。
なお、ミランダの夫スティーヴを演じたデヴィッド・エイゲンバーグも、米NBCの人気ドラマ『シカゴ・ファイア』に出演中のため復帰しないだろうと伝えられている。
リバイバル版では、新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミックにより大きく変わった現実世界の日常も取り入れられる模様で、今春の終わり頃に撮影開始の予定だ。
ジョンは『SATC』のレギュラーを降板後、シーズン6にもゲストとして登場し、映画『セックス・アンド・ザ・シティ2』にも続投。その他、コメディドラマ『ユナイテッド・ステイツ・オブ・タラ』や、Netflixの青春ラブコメ映画『好きだった君へのラブレター』シリーズなどに出演している。(海外ドラマNAVI)
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『セックス・アンド・ザ・シティ2』(c)Everett Collection/amanaimages