『レジェンド・オブ・トゥモロー』ドミニク・パーセルの降板劇について、ショーランナーが初コメント

先月、米CWのDCドラマ『レジェンド・オブ・トゥモロー』でシーズン1よりミック・ローリー/ヒート・ウェーブを演じているドミニク・パーセルが降板を発表した。結果的に今後はゲスト出演していくと伝えられているが、このドミニクの降板劇について共同ショーランナーがコメントした。

発端は、現在は削除されているが、4月16日にドミニクが自身のInstagramでシリーズから降板する意思を表明したことから始まる。「契約は決定じゃないし、俺は興味がない。彼らが企業レベルで投じる現金が何であれ、俺はCWの『レジェンド・オブ・トゥモロー』から去るつもりだ。DCコミックスのアイコニックなキャラクター、ヒート・ウェーブことミック・ローリーに息を吹き込むことができて嬉しかったし謙虚な体験だった」

削除された投稿の後半では、「俺はこのキャラクターをモノにしたし、これ以上に上手くやれる俳優は世界にいないだろう。スタジオは気にかけていない。俳優の労働倫理や才能は、権威に対して疑問を投げかける自信を俳優自身に与えるべきだ。みんなのことが大好きだし、どれほど自分が恵まれているか俺は理解している」と、番組に対する不満めいたコメントを綴っていたとも報じられていた。

このドミニクの降板劇について、共同ショーランナーを務めるフィル・クレマーが米TV Lineのインタビューに応えた。「誰でも番組から休憩を取る必要があると思う。そして、キャストがウェーブライダー(シリーズでキャラクターたちが乗っている時空飛行艇)を離れたとしても、キャストが戻ってこれる場所は常に空けてある。次のシーズンに彼が参加するのを楽しみしているよ」とコメント。

クレマーは、降板の意志が投稿された翌日にドミニクと握手の契約を交わし、ドミニクが"定期的にカムバックする"と伝えられていたこともあり、その一連の発言から判断して、更新されているシーズン7に何らかの形でカムバックすると考えてよさそうだが、今後の動向に注目しておきたい。

現在、CWにて『レジェンド・オブ・トゥモロー』シーズン6が放送中。(海外ドラマNAVI)

Photo:

『レジェンド・オブ・トゥモロー』公式Instagramより