英作家ジェーン・オースティンによる未完の小説をドラマ化した時代劇ドラマ『サンディトン』。先日、2シーズンまとめて更新されたが、あるキャストが降板することが明らかとなった。米Deadlineが報じている。
『サンディトン』は19世紀初頭の退屈な漁村を舞台に、快活な田舎娘シャーロットと実業家トム・パーカーらを中心に財産や権利を巡る争い、彼らの上手くいかない恋模様などが描かれる。
もともと、『サンディトン』は2019年に英ITVで放送開始されたが、シーズン1でキャンセルに。しかし、歴史ドラマや古典作品のドラマ版を配信する米PBSのMasterpieceに救済され、シーズン2&3へサプライズで更新された。
しかし、シドニー・パーカーを演じるテオ・ジェームズ(『ダイバージェント』シリーズ)が、更新された新シーズンにはカムバックしないと表明。PBSの公式Twitterがテオの降板理由を伝えたメッセージを投稿した。「僕はシドニーを演じることを楽しみましたが、彼の旅は僕が望むように終わったと思っています。シャーロットとシドニーの間で終わったような壊れたおとぎ話は、私にとってユニークかつ変わっていて興味深いものでした。『サンディトン』のキャストとスタッフが、将来的にシリーズで成功を収めることを願っています」と綴っている。
#SanditonPBS will return w/ seasons 2 & 3 and continue Charlotte"s journey through life & love. While Sidney Parker will not return, rest assured that an abundance of romance & adventure lies ahead for the Sanditon heroine. We can"t wait for you to see what we have in store... pic.twitter.com/8ioma0RbwF
— MASTERPIECE | PBS (@masterpiecepbs) May 7, 2021
シーズン1にはシャーロット役のローズ・ウィリアムズ(『REIGN/クイーン・メアリー』)、トム・パーカー役でクリス・マーシャル(『ミステリー in パラダイス』)、メアリー・パーカー役でケイト・アシュフィールド(『ライン・オブ・デューティ』)、ランブル夫人役でクリスタル・クラーク(『アガサ・クリスティー 無実はさいなむ』)、デンハム夫人役でアン・リード(『イントゥ・ザ・スカイ 気球で未来を変えたふたり』)らが出演。シーズン2にはシャーロット役のローズは続投する予定だが、その他のキャストは現時点では明らかになっていない。
『サンディトン』シーズン1は、Amazon Prime Videoにて配信中。(海外ドラマNAVI)
Photo:
『サンディトン』公式Twitterより