『BULL/ブル 法廷を操る男』オリジナルキャストが降板&ショーランナーが解雇!

米CBSのリーガルドラマ『BULL/ブル 法廷を操る男』で、オリジナルキャストの降板とショーランナーの解雇が明らかとなった。米The Hollywood Reporterが報じている。

本国アメリカで5月17日にシーズン5の最終話が放送されたばかりの『BULL』だが、同シーズンをもってショーランナーを務めるグレン・ゴードン・キャロンが解雇された。

シーズン5の製作終了後、複数の脚本家が同時にシリーズを辞めたことを受け、CBSが職場環境に問題がなかったのか調査を開始。その結果としてキャロンが解雇され、彼が結んでいた同局とのオーバーオール契約も解消した。本作はすでにシーズン6へ更新が決定しているおり、キャロンの後任として、ミステリードラマ『ギルト ~罪深き闇~』でクリエイターを務めたキャスリン・プライスとニコール・ミラードがショーランナーを担うことに。

そして、この解雇とは別に、CBSの調査後にシーズン1よりレギュラー出演しているベニー・コロン役のフレディ・ロドリゲスの降板も決まったという。現時点で、CBSはキャロンの解雇とフレディの降板について詳しい理由を明かしていない。

キャロンは、人気ドラマ『ミディアム 霊能者アリソン・デュボア』でクリエイターを務め、政治サスペンスドラマ『タイラント -独裁国家-』で製作も手掛けた敏腕プロデューサー。フレディは『アグリー・ベティ』や『ナイトシフト 真夜中の救命医』、『パーセプション 天才教授の推理ノート』などにも出演している。

『BULL』では、2018年にJ・P・ヌネリー役でゲスト出演したエリザ・ドゥシュク(『ドールハウス』)が主演のマイケル・ウェザリーをセクハラで訴え、CBSが和解金950万ドル(約10億円)を支払って解決していた。

なお、ここ最近でCBSでは職場環境の調査の結果、コメディドラマ『The Neighborhood(原題)』からクリエイターのジム・レイノルズが辞任し、法廷ドラマ『All Rise(原題)』からもクリエイターのグレッグ・スポティスウッドが解雇されている。(海外ドラマNAVI)

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