『NCIS:LA』エリック・クリスチャン・オルセン、『9-1-1』スタッフとファーストレスポンダーの新作ドラマを製作!

米CBSの大ヒット犯罪捜査ドラマ『NCIS:LA ~極秘潜入捜査班』のマーティ・ディークス役でおなじみのエリック・クリスチャン・オルセンが、米FOXの救命ドラマ『9-1-1:LA救命最前線』シリーズのスタッフとタッグを組み、新作ドラマ『Rescue: MIA(原題)』を製作することが明らかとなった。米Deadlineが報じている。

エリックが新たに手掛けることになった『Rescue: MIA』はフロリダ州マイアミを舞台に、市民を緊急事態や災害から救うために協力する、伝説的なファーストレスポンダーの家族が中心に描かれる。ファーストレスポンダーとは、『9-1-1:LA救命最前線』で描かれるように、事故や自然災害などの緊急事態において現場にいち早く駆け付け、支援を提供する救命隊員や警官、消防士など専門的な訓練を受けた人々のことをいう。

『Rescue: MIA』は、伝説的な警官一家を描くドラマ『ブルーブラッド ~NYPD家族の絆~』と、『9-1-1:LA救命最前線』の要素を合わせたハイブリット的なシリーズになりそうだ。

『Rescue: MIA』の製作総指揮を務めるのは、『NCIS:LA』や『シカゴ・ファイア』などでメガホンを執るジェームズ・ハンロン、『9-1-1:LA救命最前線』で脚本・製作総指揮を務め、そのスピンオフとなる『9-1-1:LONE STAR』でコンサルティング・プロデューサーを務めるフアン・カルロス・コト、そしてエリックの3人。

また本作はハンロンとコトが共同で執筆したストーリーが下敷きになっている。ハンロンは、2001年に米同時多発テロが起きたときにニューヨークで消防士として勤務していた経歴を持ち、彼が監督を務めたドキュメンタリーTV映画『9.11 N.Y.同時多発テロ衝撃の真実』は、エミー賞とピーボディ賞を受賞している。

CBSは、『NCIS』や『CSI』という人気長寿シリーズを生み出しているものの、FOXの『9-1-1』や米ABCの『ステーション19』、米NBCの『シカゴ・ファイア』のようなファーストレスポンダーを描くドラマシリーズは誕生してはいない。よって、『Rescue: MIA』はCBSのゲームチェンジャーになることが期待されている。

なお、エリックが出演する『NCIS:LA ~極秘潜入捜査班』は、CBSにてシーズン13が毎週日曜日に放送中。(海外ドラマNAVI)

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エリック・クリスチャン・オルセン ©FAM020/FAMOUS