Netflixのファンタジー・アクションドラマ『ウィッチャー』で、主人公ゲラルトを演じるヘンリー・カヴィルが、シーズン2では家族的な要素を掘り下げると語っている。米Entertainment Weeklyが報じた。
ポーランドの人気作家アンドレイ・サプコフスキによるダーク・ファンタジー小説をドラマ化した『ウィッチャー』。モンスター・ハンターとして旅を続ける超人的な力を秘めた凄腕"ウィッチャー"ことリヴィアのゲラルトが、陰謀と策略が渦巻く戦国の世界で己の居場所を求めて戦う姿と数奇な運命を描く。
シーズン1では"驚きの法則"により、シントラ国の王女シリ(フレイヤ・アーラン)を養女にしたゲラルトが、娘となった彼女を自身の故郷であるケィア・モルヘンへ連れて帰り、ウィッチャーとして育てるために訓練を積ませる展開に。
シーズン2でのゲラルトとシリの関係について、ヘンリーは徐々に二人の絆が深まっていくと語っている。
「ゲラルトには、(他人を助けずにはいられない)白い騎士症候群が深く根付いている。彼が人を助ける度に深刻な問題が起きて、自分だけでなく他の人も、当初の意図よりも悪い立場に追い込んでしまうんだ。だけどシリは、間違いなくゲラルトの父性を引き出すだろう。彼は必ずしも子どもを切望する男ではないが、自然に保護者になることを望んでいるんだよ」
またヘンリーは、シーズン2の複数のエピソードがクリフハンガーで終わっているとも明かし、主にシリの旅と体験、彼女が自身のアイデンティティに目覚める展開に重点が置かれているとも述べていた。
シーズン2では、『キリング・イヴ/Killing Eve』のコンスタンティン役で知られるキム・ボドゥニアがゲラルトの父親的存在であるヴィセミル役を、『ゲーム・オブ・スローンズ』のトアマンド役でおなじみのクリストファー・ヒヴュが世捨て人のニヴェレン役で出演。その他、ポヴィス出身のウィッチャーであるコーエン役にヤセン・アトゥワー(『ストライクバック:極秘ミッション』)、ヴェリーナ役に新進女優のアグネス・ビョーン、ランバート役にポール・ブリオン(『ピーキー・ブラインダース』)が新キャストとして加わる。
ゲラルトとシリがどんな絆を築くのかー、『ウィッチャー』シーズン2は12月17日(金)よりNetflixにて配信開始。なお、本作はシーズン2の配信を前にシーズン3への更新が決まっている。(海外ドラマNAVI)
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Netflix『ウィッチャー』