トム・ヒドルストン、愛されるヴィラン『ロキ』について語る

Disney+で配信中のマーベルドラマ『ロキ』で主演を務めたトム・ヒドルストンが自身の演じたキャラクターについてファンからの反応や物語について振り返った。米Screen Rantが伝えている。

2011年に公開された映画『マイティ・ソー』に初登場し、『アベンジャーズ』シリーズに欠かせないキャラクターとなったロキ。一言で悪と片付けられない幾層にも折り重なったドラマで観客を魅了し、世界中に熱狂的なファンをもつ。そんな人気キャラクターを主人公にしたマーベルドラマ『ロキ』には、『ワンダー 君は太陽』などをはじめとした数々の映画に出演するオーウェン・ウィルソンや『ラヴクラフトカントリー　恐怖の旅路』のウンミ・モサクなどもキャストに名を連ね、シーズン2への更新も決定している。

主演のみならず製作総指揮も務めたトムは米Varietyに応じ、ファンはロキが過去の傷を癒し、兄ソーとの対立を解決する様子を見ること強く求めていたと言及。

「観客がロキの中に"善"を見出していた。みんな彼に内外の障害物を克服してほしいと思っていた。兄との仲を修復してヒーローへの道に足を進めてほしいとね。彼は気が付くんだ。"本当は自分が道を選べるし、正しいことをすることを選択できる。少なくとも、信頼しては裏切りの繰り返しをもう選ばない。"ロキを作り上げているすべての特徴が維持されたまま、同時に少し違った彼を表現できることにわくわくするよ」と話し、ロキというキャラクターが憎まれるヴィランから愛されるヒーローへと変化していく過程に興味を抱いていたようだ。

ますます期待が高まるシーズン2だが、撮影スケジュールや配信日などの詳細は明らかになっていない。しかし2022年公開予定のベネディクト・カンバーバッチ演じるドクター・ストレンジを主人公にした映画『ドクター・ストレンジ／マルチバース・オブ・マッドネス』にトム演じるロキが登場するのではという噂もある。いずれにせよ『ロキ』に登場したジョナサン・メジャース（『ラヴクラフトカントリー　恐怖の旅路』）演じるキーキャラクターの征服者カーンは、2023年公開予定の『Ant-Man and the Wasp: Quantumania（原題）』に本格出演する見通しで、今後ますます『ロキ』がMCUと繋がり、存在感を増していきそうだ。（海外ドラマNAVI）

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