異色スパイドラマ『キリング・イヴ/Killing Eve』がシーズン4をもってファイナルを迎えることについて、ヴィラネルを演じるジョディ・カマーが心境を明かしている。
『キリング・イヴ』は、英国諜報員のイヴと殺し屋ヴィラネルが繰り広げるスリリングな攻防戦と、二人が結ぶ奇妙な絆が描かれる人気シリーズ。ジョディはファイナルを迎える本作について、「延々とシリーズを続けるべきではないと思う」と米Harper"s Bazaarに語っている。
「正直なところ、(シリーズが終わることについて)あまり考えすぎないようにしている。悲しいけれどね。このキャラクターを長いこと演じてきたけど、延々と続けて追い出される代わりに、然るべき時に威厳を維持して終わる方がいいわ」
また、本作がシーズン4で終了すると発表された際、他のキャラクターを主人公にしたスピンオフが製作される可能性もあると伝えられていたが、この件についてもジョディは言及している。
「将来的にどうなるかなんて誰にもわからないし、製作チームは選択肢を残したままにしているんじゃないかしら。だけど、ヴィラネルが逃れたすべての悪行について、もう謝らなくて済むのは嬉しい! 彼女がしたことには面白い部分があったから。シリーズが終わるなんてシュールな感じがする。私たちは視聴者を満足させるだけではなく、キャラクターに対しても誠実に気分良く終わらせたいから」
本作でエミー賞ドラマ・シリーズ部門主演女優賞を受賞するなど高い評価を受けたジョディ。ファイナルシーズンではどのような姿を見せてくれるのか注目だ。『キリング・イヴ/Killing Eve』シーズン4は、2022年2月27日(日)よりBBC Americaで放送開始。(海外ドラマNAVI)
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『キリング・イヴ/Killing Eve』©Anika Molnar/BBCAmerica