『ストレンジャー・シングス 未知の世界』のクリエイター、ダファー兄弟が製作総指揮を務めたSFドラマ『ザ・ボローズ』が、シーズン1限りで打ち切られることが決定した。独占情報によると、水面下ではすでにシーズン更新に向けた話し合いが進んでいたというだけに、今回の決定は業界内に大きな衝撃を与えている。
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シーズン3の計画も…『ザ・ボローズ』まさかの早期終了
『ザ・ボローズ』の舞台は、絵画のように美しい高級引退コミュニティ。一見、世界の危機とは無縁に見える風変わりな高齢者たちが団結し、自分たちに残された唯一の財産である「時間」を奪おうとする異世界の脅威に立ち向かう物語だ。
米Deadlineの報道によると、本作はシーズン更新の協議がすでに進んでおり、シーズン2の脚本家チームも編成されていたという。さらに、製作を効率化するためにシーズン2とシーズン3を連続して撮影するという野心的なアイデアまで浮上していた。 アルフレッド・モリナ(『スパイダーマン2』)やジーナ・デイヴィス(『テルマ&ルイーズ』)をはじめとする実力派の豪華キャスト陣を擁し、盤石の体制で挑んだプロジェクトだったが、Netflixの判断は非情なものとなった。
ジェフリー・アディスとウィル・マシューズがクリエイターを務めた『ザ・ボローズ』は、配信開始直後から批評家陣の間で高い評価を獲得した。しかし、肝心の視聴数が伸び悩む結果となる。“高齢者版『ストレンジャー・シングス』”とも評された本作は、初週末の視聴数が560万回と控えめなスタートを記録。配信開始後1週間で950万回まで数字を伸ばしたものの、翌週には370万回へと急落した。この推移から、長期的な視聴数の伸びを期待するのは難しいと判断された模様だ。
また、タイミングの悪さも指摘されている。『ストレンジャー・シングス 未知の世界』の最終シーズンが配信されたばかりであったため、視聴者の間で「ダファー兄弟作品」に対する一種の満腹感や疲労感が生じていた可能性もある。Netflixは、高額な製作費を要する作品の継続を判断する際、視聴数とコストのバランスを極めてシビアに評価する。豪華なキャスト陣と精緻な特殊効果(VFX)を駆使した本作も、その厳格な基準をクリアすることはできなかった。
Netflixでは最近も『ビッグ・ミステイク』や『大草原の小さな家』、『バートのフリーダム万歳!』、『ハンティング・ワイブス』、『リアン!』、『大地の傷跡』、『氷上に咲け』といった新作シリーズのシーズン2更新が発表されたばかり。それだけに、本作のファンからは戸惑いや不満の声が多く寄せられている。
残念ながらシーズン1で打ち切りとなった『ザ・ボローズ』はNetflixで独占配信中。(海外ドラマNAVI)



