犯罪捜査ドラマ『ハンティング:凶悪脱獄囚追跡チーム』は、粘り強い交渉と紆余曲折を経たものの、最終的に本国アメリカにて放送済みのシーズン2をもって打ち切りとなったことがわかった。米Deadlineが報じている。
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『MANIFEST』メリッサ・ロクスバーグ主演『ハンティング:凶悪脱獄囚追跡チーム』シーズン2で打ち切りに
犯罪捜査ドラマ『ハンティング:凶悪脱獄囚追跡チーム』は、粘り …
配信での好調さが繋いだ命運と、地上波の冷徹な現実
『MANIFEST/マニフェスト』のメリッサ・ロクスバーグが主演を務める『ハンティング:凶悪脱獄囚追跡チーム』は、危険な殺人犯を追跡・捕らえる任務を帯びた少数精鋭チームの活躍を描くクライムサスペンス。
地上波放送での実績のみに基づけば、このドラマはおそらく1カ月前には打ち切られていた可能性が高い。それほどまでに、本作の地上波視聴率は平凡なものだった。しかし、地上波での苦戦とは裏腹に、ストリーミング配信において本作は優れた成績を残していた。この実績こそが、本作の寿命をここまで延ばす原動力となったのだ。アメリカのNetflixでシーズン1が配信開始されると、瞬く間に強力な視聴数を獲得。この露出による「ハロー効果(好影響)」は、すでに同シリーズを配信していたNBCの動画配信サービスPeacockにも波及。さらに、Netflixからのライセンス料や海外販売による収益も順調であり、これら配信ビジネスにおける利益と、地上波での低調な視聴率が天秤にかけられ、慎重な検討が重ねられていた。
JJ・ベイリーが企画した本作は、2025-2026年シーズンの地上波放送シリーズの中で、最後まで新シーズンへの更新が決定していなかった作品だった。NBCのエグゼクティブたちは、地上波とストリーミングの双方における実績を正当に評価するため、あえてアップフロント(先行編成発表会)の後まで最終決定を保留していたのだ。 だが、ネットワークの翌シーズンラインナップが確定した後に宙ぶらりんのまま残されたシリーズが、生き残る見込みは常に薄い。配信での成功は、NBCにおけるシーズン2の有意義な地上波視聴率の向上には繋がらず、数字はシーズンを通じて比較的横ばいのまま推移。結果として、地上波の壁を崩すには至らなかった。
完全に絶たれたわけではない未来。救済の舞台はNetflix?
NBCでの放送は幕を閉じることとなったが、シリーズの未来が完全に閉ざされたわけではない。本作の制作スタジオであり、NBCの姉妹会社でもあるユニバーサル・テレビジョンは、本作を他の配信先や放送局に売り込むものとみられている。
すでにアメリカ国内で本作のライセンスを保有し、好調な視聴数を叩き出した実績を持つNetflixは、当然ながら最も有力な移籍・救済の交渉先となるだろう。ストリーミングの寵児として、新たなプラットフォームで追跡チームの旅が続くことを期待したい。
『ハンティング:凶悪脱獄囚追跡チーム』はWOWOWオンデマンドで配信中。(海外ドラマNAVI)

