米HBOの医療ドラマ『ザ・ピット/ピッツバーグ救急医療室』シーズン2の予告編が解禁された。シーズン2では、前シーズン最終話から10カ月後の世界が描かれ、物語の舞台はアメリカ独立記念日の週末。新シーズンは2026年1月8日より配信開始となる。
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ノア・ワイリー主演『ザ・ピット/ピッツバーグ救急医療室』シーズン2に4名の新キャストが参加
米HBO Maxの大ヒット医療ドラマ『ザ・ピット/ピッツバー …
独立記念日目前、救急外来はすでに修羅場
本作は、架空のピッツバーグ外傷医療センターの救急外来を舞台に、人手不足と患者過多という極限状態のなかで奮闘する医師や看護師たちの姿を、リアルタイム形式で描いている。1時間ごとに進行する構成が特徴で、医療現場の緊張感と個人的な葛藤が同時進行で浮かび上がる。
公開された予告編の冒頭では、ピッツバーグ外傷医療センターの救急外来に、すでに緊急事態が次々と発生している様子が映し出される。『ER 緊急救命室』のノア・ワイリー演じるマイケル “ロビー” ロビナヴィッチ医師を中心に、スタッフたちは一年でも最も忙しい週末に備えている。
花火、真夏のBBQ、そして酒に酔った友人や家族――。トラブルの火種がそろった独立記念日を前に、「何も起こらないはずがない」という空気が漂う。
予告編の20秒あたりでは、バラン・アル=ハシミ医師(セピデ・モアフィ)が登場する。彼女は、ロビーが長期休暇に入る間の代理責任者として紹介される。もっとも、ベテラン医師であるロビーが本当に現場を離れるのかは疑わしい。アボット医師(ショーン・ハトシー)ですら、ロビーが休暇を満喫できるとは思っていない様子だ。彼が休暇を優先するのか、それとも現場に引き戻されるのかは、今後の見どころのひとつである。
アル=ハシミは自信に満ちた存在として描かれ、救急外来を改善するための明確なビジョンを持っている。しかし、そのアイデアを実行する以前に、話し合う時間すら確保できないのが現実だ。
「基本的な共感を取り戻すには、何が必要?」予告編で彼女がロビーに投げかけるこの一言は、現場の疲弊と緊張を象徴している。上司に真っ向から挑む姿勢も印象的で、二人の関係性にも注目が集まりそうだ。
『ザ・ピット/ピッツバーグ救急医療室』シーズン2は、米HBO Maxにて2026年1月8日に配信スタート。日本ではシーズン1がU-NEXTにて独占配信中。(海外ドラマNAVI)



