マギー・Qが主演を務める『ボッシュ:受け継がれるもの』のスピンオフドラマ『バラード 未解決事件捜査班』が、Prime Videoによってシーズン2へ更新された。米Deadlineが報じている。
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【配信】海外ドラマランキング|『ボッシュ』新スピンオフ『バラード 未解決事件捜査班』が初登場!
全米で配信中の海外ドラマおよび映画(ドキュメンタリー・リアリ …
発表の遅れは人事異動の影響?
Prime VideoとAmazon MGM Studiosは、現時点ではこの更新について公式な発表を控えている。しかし、製作元のAmazon MGM Studiosはキャストとスタッフに対し、10月3日(金)にシーズン2更新を通知したとのこと。
全10話のシーズン1が7月9日に一挙配信されてから、約3ヶ月というタイミングでの決定となった。
この発表は先月から活発に噂されており、アマゾンMGMスタジオのグローバルTV部門責任者がヴァーノン・サンダースからピーター・フリードランダーに交代した影響で、公式発表が遅れていたと見られている。水面下では、着々とシーズン2への準備が進んでいたようだ。
批評家も視聴者も絶賛!Rotten Tomatoes100%の快挙
今回の更新決定は、驚きをもって受け止められていない。なぜなら、本作は批評家からも視聴者からも極めて高い評価を得ていたからだ。
特に、批評家レビューサイトのRotten Tomatoesでは驚異の100パーセントフレッシュを記録。さらに、視聴者数でも好調なパフォーマンスを見せた。7月9日の配信開始から月末までの間に、全米で25億分という視聴時間を記録。ニールセンのオリジナルストリーミング番組週間トップ10にも数週間ランクインし、7月21日の週には6億1900万分の視聴で第4位に輝いている。
また、『バラード』シーズン2更新の可能性は、8月に本作がカリフォルニア映画委員会から1,484万ドル(約22億円)という巨額の税額優遇措置を受けたことで、ほぼ確実視されていた。
『ボッシュ』スピンオフとしての魅力:未解決事件に挑むレネー・バラード刑事
本作は、ベストセラー作家マイケル・コナリーの原作にインスパイアされた作品で、人気ドラマ『ボッシュ』のスピンオフとしても注目されている。
物語では、何十年にもわたる未解決の犯罪、連続殺人犯による一連の事件、身元不明被害者の殺害などの捜査を通し、バラードがLAPD内部に潜む危険な陰謀をも発見していく。捜査には、ボランティアのチームや、引退した人気刑事ハリー・ボッシュ(タイタス・ウェリヴァー)の助けも得ながら進められる。バラード刑事は、個人的なトラウマ、職務上の課題、そして命の危険といった難局を乗り越えながら、真実を暴こうと奮闘する姿が描かれている。
『バラード 未解決事件捜査班』はPrime Videoで独占配信中。(海外ドラマNAVI)