映画『エターナルズ』や『ビッグ・シック』で知られるクメイル・ナンジアニが、HBOの起業コメディ『シリコンバレー』撮影時にテスラCEOイーロン・マスクやメタ創業者マーク・ザッカーバーグと出会った際のエピソードを明かした。
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クメイルはポッドキャスト番組『Working It Out(原題)』に出演し、マスクが『シリコンバレー』をあまり好んでいなかったことを告白。「彼は番組を気に入ってなかったんです」と振り返った。
クメイルによると、マスクは自身が出席するパーティーの方がドラマで描かれたものより「ずっとクールだ」と話していたという。『シリコンバレー』の第1話では、テックイベントでキッド・ロックが演奏するも観客がまばらで盛り上がらないというシーンが描かれている。
「僕は心の中でこう思ったんです。世界的な大富豪のあんたと、番組の中で負け犬を演じている俺たちを比べるなんて。そりゃあ、あんたのパーティーの方がすごいに決まってるだろ。何を言ってるんだ?」と当時の心境を語った。
さらにクメイルは、2016年に共演者マーティン・スターと共にブレイクスルー賞の授賞式に登壇した際の失敗も告白。この賞はザッカーバーグが共同設立したものだが、二人は『シリコンバレー』シーズン1の最終話に登場した下ネタジョークを引用して会場にアレンジして披露。しかし場は完全に凍りつき、クメイルは「ザッカーバーグが僕を嫌いになったとしても仕方ない」と振り返った。
「彼は本気で“なんだあれは?”という顔をしていました。あの瞬間ばかりは、彼の方が正しかったと思います」と語っている。
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