クリスマスシーズンの定番映画として愛され続けるナンシー・マイヤーズ監督の『ホリデイ』が、ドラマとして生まれ変わる。Apple TV+は、2006年の映画をベースにしたリミテッドシリーズ版を製作中で、新しい登場人物によるリブートを企画しているという。米Deadlineが報じている。
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映画版のストーリーはそのままに、新キャストで休暇中の恋物語を描く
映画版と同様、全く異なる人生を送る二人の独身女性が、ホリデーシーズンに家を交換し、それぞれの場所で新しい恋を見つけるという設定は維持される。現在、主演女優のキャスティングが進められており、すでにアメリカとイギリスでオファーが出されているという。スターが決定すれば、Apple TV+のイギリスチーム主導でプロジェクトが本格始動する見込みだ。ちなみに、マイヤーズ監督は本作について全く関与していないとのこと。
キャメロン・ディアス、ケイト・ウィンスレットらが織りなした名作の記憶
映画『ホリデイ』は、ロサンゼルスで映画予告編制作会社の経営者をしているアマンダ(キャメロン・ディアス)と、ロンドンの新聞コラムニストであるアイリス(ケイト・ウィンスレット)が、それぞれ失恋を機に家を交換したことから始まる物語。アイリスの兄グラハム(ジュード・ロウ)や、アマンダの知人であるマイルズ(ジャック・ブラック)との出会いを通じて、二人の女性が新たな人生を歩み出す姿が描かれた。
ちなみに、本作は、クリスマス映画として意図されたわけではなかったにもかかわらず、公開から約20年が経った今でも多くの人々に愛されるクリスマスの定番作品となっている。今回のテレビシリーズが、この名作に新たな息吹を吹き込むことができるのか、注目が集まる。
映画『ホリデイ』はPrime Video、U-NEXTで配信中。(海外ドラマNAVI)