『カウントダウン』第1話のカメオ出演についてジェンセン・アクレス、クリエイターが語る

ジェンセン・アクレス（『SUPERNATURAL　スーパーナチュラル』）が主演する、ハードアクション満載のAmazon新作ドラマ『カウントダウン』。第1話は、海外ドラマファンに人気が高いスターのカメオ出演で幕を開けるのだが、そのサプライズについてジェンセンとクリエイターのデレク・ハース（『シカゴ・ファイア』）が語っている。

『カウントダウン』の主人公は、ロス市警の刑事マーク・ミーチャム（ジェンセン・アクレス）。アメリカ国土安全保障省の職員が白昼堂々と殺される事件が発生し、ミーチャムは次なるテロを阻止すべく、特別捜査官ネイサン・ブライス（『グレイズ・アナトミー』のエリック・デイン）率いる潜入捜査タスクフォースに加わる展開となる。

（※これ以降は、第1話「オールスター軍団」のネタバレを含みますのでご注意ください）

『THIS IS US』あの人が重要な役どころに

第1話の冒頭にカメオで登場するスターは、『THIS IS US／ディス・イズ・アス』のジャック・ピアソン役でおなじみのマイロ・ヴィンティミリア。白昼堂々と殺されるアメリカ国土安全保障省の職員、ロバート・ダーデンを演じている。

冒頭5分でダーデンは、ロサンゼルス港を巡回した後に怪しげな男たちとの追跡劇を展開した挙句、至近距離から胸に銃弾を受けて死亡する。この事件の解決に向けてブライスがタスクフォースを結成することになるため、カメオ出演とはいえ非常に重要な役だ。

米Entertainment Weeklyの取材の中でハースは、意図的に広告やプロモーションにマイロを登場させなかったと明かしている。当初は別の俳優で該当シーンを撮影したが、ハースはこの展開に捻りを加えたいと思ったのだという。ジェンセンは、「デレクが僕のところにやってきて、（代わりの候補を）何人か挙げてくれました。その中にマイロの名前があったから、“なら、マイロに頼もう”と答えたんです」と当時を振り返った。

さらにハースは、「彼がこの役を引き受けてくれたこと自体が、まるで“恩義を受けた”ような感じでした」と言い、マイロがダーデン役に乗り気だったことに驚いたようだ。続けて、「彼とは面識がなかったけど、“会って話をしたい”と言ってくれて本当に嬉しかったですね。正直、彼がこういうことをやるとは思っていなかったんです。でも彼は、“これ、すごく面白そうだね”と言ってくれました。ああいう役は、彼にとっても初めてだったんじゃないでしょうか」と付け加えた。

マイロが演じたシーンはかなり激しいアクションが満載だった。ジェンセンが撮影を終えたマイロに、「シーンは最高で見事でした。あれだけ走ったら筋肉痛になったでしょう」と声をかけると、マイロは笑いながら「もう昔ほど若くないですからね」と答えたそうだ。

ハースは重要なシーンでマイロと組めたことに大満足だったようだが、自分の母親には「『THIS IS US』のジャックを、どうしたら殺せるっていうの？」と言われ、愛されキャラを演じたマイロを死なせたことにより怒られてしまったとも明かしている。

マイロが演じたシーンから、どう物語が発展していくのか、今後のストーリーに注目したい。アクション満載の話題作『カウントダウン』は、Amazon Prime Video（アマゾンプライム）にて独占配信中。毎週水曜日に新たなエピソードが追加される。（海外ドラマNAVI）

参考元：米Entertainment Weekly