『LOST』クリエイターが『スター・ウォーズ』新ドラマ制作へ

世界中で社会現象を巻き起こした『LOST』の共同ショーランナーとして知られるカールトン・キューズと、その息子ニック・キューズが、新たな『スター・ウォーズ』ドラマシリーズを開発中であることが明らかになった。

現在はまだ企画初期の段階で、物語の時代設定や登場キャラクター、キャストなどの詳細は一切公開されていない。

 

親子クリエイターが“銀河系”で初タッグ

『LOST』製作陣が『スター・ウォーズ』に関わるのはこれが初めてではない。

共同クリエイターのJ・J・エイブラムスは、『フォースの覚醒』(2015年)と『スカイウォーカーの夜明け』(2019年)の2作を監督&制作。

また、キューズと共に『LOST』でショーランナーを務めたデイモン・リンデロフも、デイジー・リドリー演じるレイを中心とした映画の脚本に一時的に関わっていた(その後降板)。

現在『スター・ウォーズ』ユニバースでは、複数の新プロジェクトが進行中。サイモン・キンバーグによる新三部作、タイカ・ワイティティが監督を務める映画、さらにライアン・ゴズリング主演の『スター・ウォーズ:スターファイター(原題)』(監督はショーン・レヴィ)も正式発表された。

父カールトンは『LOST』のほか、『ベイツ・モーテル』『トム・クランシー/CIA分析官 ジャック・ライアン』『ロック&キー』などのヒット作を手がけてきた名プロデューサー。

息子ニックは『LEFTOVERS/残された世界』『ウォッチメン』『ステーション・イレブン』などで脚本・製作に参加。今回が正式な親子初の共同プロジェクトとなる。

本作が、“銀河系”にどのような新風を吹き込むのか、今後の展開に注目したい。(海外ドラマNAVI)

Photo:『LOST』© Touchstone Television