『ヴァンパイア・ダイアリーズ』却下されるべきだった物語は?イアン・サマーハルダーが明かす

2009年から8シーズンに渡って人気を博した恋愛ホラードラマ『ヴァンパイア・ダイアリーズ』でヴァンパイアの一人デイモン・サルバトーレを演じたイアン・サマーハルダーが作品を振り返り、ちょっと無理があったと感じたカップルを明かしたとPeopleが伝えている。

 

ちょっと強引な気がした

人間の美少女とヴァンパイアの兄弟が織りなす禁断の恋愛模様を描いた人気ドラマ『ヴァンパイア・ダイアリーズ』。本作でヴァンパイアのサルバトーレ兄弟を演じ、今はバーボン会社の共同創業者でもあるポール・ウェズレイとイアン・サマーハルダーがYouTubeの人気番組『Hot Ones Versus(原題)』に出演。辛いチキンを食べながら互いにインタビューをする中で『ヴァンパイア・ダイアリーズ』について振り返った。

イアンから、脚本に組み込まれる前に却下されるべきだったアイデアを聞かれたポールは「ニ-ナ(・ドブレフ)が作品を離れた後、ステファンに新しいロマンスの相手を見つけなきゃってことでステファンとキャロライン(キャンディス・キング)が結婚することになったよね?」とコメント。イアンはうなずきながら「あれはちょっと強引な気もしたけど、かわいかったよ」と無理があるシナリオだったと認めた。

しかし結果的にはよかったと感じているようで「たしかに、かわいかった」と同意するポールに、イアンは「だって彼女はかわいいし、君もかわいいからうまくいったんだよ」とやり取りをみせていた。

若者を中心に熱狂的なファンを獲得したスーパーナチュラルロマンスドラマの目玉は三角関係だっただけに、2015年シーズン6で主人公エレナ役のニ-ナが降板すると報じられた時は大きな衝撃が走った。しかしニ-ナは2015年5月のPeopleの取材で「ヴァンパイアの世界の家族の間でも、私が最後のシーズンになることはここ数年ずっと知られていました。驚いたのはファンの皆さんだけだったと思います」とコメントしており、予定されていたものだったと明かしていた。

シリーズはシーズン8をもって締めくくられた後『オリジナルズ』と『レガシーズ』という2本のスピンオフが製作されユニバースを拡大し世界中のファンを楽しませた。ポールは新たに吸血鬼コメディドラマをプロデュースするとも報じられており、出演の可能性にも熱い視線が注がれている。

『ヴァンパイア・ダイアリーズ』全8シーズン、スピンオフの『オリジナルズ』全5シーズンと『レガシーズ』全4シーズンはU-NEXTにて配信中。(海外ドラマNAVI)

Photo:『ヴァンパイア・ダイアリーズ』© Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved.