英BBCの犯罪ドラマ『The Gold(原題)』シーズン2に『ダウントン・アビー』ヒュー・ボネヴィルがカムバックし、さらに複数の新キャストが登場することが明らかになった。
ブリンクス・マット強盗事件がベース
『The Gold』は、2023年にイギリスのBBC Oneで放送された犯罪ドラマシリーズ。1983年にロンドンで実際に起こった「ブリンクス・マット強盗事件」をもとにした作品で、当時の英国史上最大級の金塊盗難事件をドラマチックに描いている。
BBCはこの度、シーズン2のファーストルック写真を公開し、トム・ヒューズ(『女王ヴィクトリア 愛に生きる』)、スティーヴン・キャンベル・ムーア(『ダウントン・アビー』)、ジョシュア・マクガイア(『ジェントルメン』)、タムシン・トポルスキー(『マッドネス』)、ロシェル・ニール(『ザ・ネバーズ』)ら新キャストを発表。
さらに、続投キャストとして『ダウントン・アビー』や『パディントン』シリーズのヒュー・ボネヴィルが警部補ブライアン・ボイス役で戻ってくるほか、シャーロット・スペンサー(『シンデレラ』)、イーモン・エリオット(『ゲーム・オブ・スローンズ』)、トム・カレン(『ダウントン・アビー』)、ステファニー・マーティーニ(『アガサ・クリスティー ねじれた家』)、サム・スプルエル(『北氷洋』)らもカムバック。
シーズン2では、金塊の残り半分を探すために捜査が続けられる。公式の番組概要は以下の通り。
「ブリンクス・マット強盗事件に関与し、有罪判決を受けた者たちの捜査が進む中で、警察は彼らが手にしていたのは金塊の半分に過ぎないことに気づく。シーズン2では、残りの半分がどこへ消えたのか、そしてそれが生み出した莫大な犯罪資産について掘り下げていく。警察の捜査が続く中、国際的なマネーロンダリングや組織犯罪の世界が浮かび上がる。そしてロンドン警視庁は、史上最も長く、最も高額な捜査となったこの事件の真相を解明するため、劇的な犯人追跡を繰り広げる」
シーズン2はクリエイターのニール・フォーサイスが引き続き脚本も担当し、全6話で構成される。フォーサイスは、クライムシリーズ『Guilt(原題)』や、Netflix制作の英国で最も危険なドラッグギャングへの潜入捜査を描くシリーズ『Legends(原題)』でもクリエイター兼脚本家を務めている。
シーズン2では、さらなる展開と新キャラクターたちが加わり、物語のスケールがより一層広がることが期待される。『The Gold(原題)』シーズン2は、2025年後半に英BBC iPlayerとBBC Oneで放送・配信予定。(海外ドラマNAVI)
Photo:BBCより