明後日12月26日(木)よりシーズン2の配信を控える『イカゲーム』より、監督がシーズン1と2の違いを明かしている。
『イカゲーム』シーズン1と2の違いは「ギフンの心情」
『イカゲーム』の主人公は、ギャンブルに明け暮れ借金を抱える人生詰みかけだった男ソン・ギフン(イ・ジョンジェ)。シーズン1では、“大金を稼げる”という浅はかな考えでゲームに参加した楽観的で計画性もない男だったが、シーズン2ではそんなギフンが一変。
ファン・ドンヒョク監督は「シーズン1と2の大きな違いは“ギフンの心情”です。ギフンをどう描くかがシーズン2を作る上で最も難しい点の1つでした」と、ギフンの変化こそが絶対的な違いであり、見所になっていることを明かした。激化するイカれたゲームや新キャラクターはもちろん、ギフンの心情からも目が離せない。
監督が「シーズン1のギフンは少し子どもっぽさもある未熟な男でした。それでも、心の底では思いやりがあり、人の良いところを見ていたいと思うような男です」と語るように、ずば抜けて運動神経がいいわけでも頭が冴えてるわけでもない頼りない男だったが、他のプレイヤーが自分の命を最優先に駆け引きや騙しあいをしてゲームを進めていく中、周りへの思いやりを忘れずに誰よりも人間らしい感情を持ってゲームに挑み続けたことで優勝へと辿り着いたギフン。
シーズン2ではそんなギフンがゲームで優勝してから3年後――残酷なゲームに終止符を打つため、ギフンは黒幕を明らかにしようと決意し、再びゲームに足を踏み入れることに…。監督は「シーズン1で経験したことの重さに苦しめられているギフンは、シーズン2で“ゲームの組織を追及して正義を下す”というただ1つの目標に盲目的に突き動かされます。優勝賞金で娘とまともな生活を送りたい反面、すでに彼の根本的な心情は変化しているんです」とギフンの変化について解説。何人もの仲間の死を目の前で見てきたギフンは、“負けたら即死”というルールを分かっていながら再びゲームに参加するほど、黒幕を追求してゲームを終わらせることに対して強い意志を持つ男へと変化している。
そんな心情の変化をギフン役のイ・ジョンジェも意識したそうで、「ギフンを演じるうえで一番重要だったのは彼の考え方ですね。ゲームの黒幕を必ず罰するという強い決意です。ギフンは力も明確な解決策も持っていませんが、このようなことが二度と起こってはいけないということだけはハッキリと分かっています。その考えが、今シーズンの彼の行動の原動力となりました。彼は、すべてを変えなければならないという強い信念を持っているのです」と語った。
すでに解禁されている予告編(http://youtu.be/ub56KHxWfzo)では、僅かでも動いた者は即死という残酷なゲーム[だるまさんがころんだ]において、経験者として他のプレイヤーをけん制している姿や、ゲームを続けるか辞めるかの投票で必死にゲームの危険さを訴えている様子などが映し出されており、その真剣な表情ひとつからもシーズン1との変化が伺える。果たしてギフンは、この残酷なゲームの真相に辿り着くことができるのか…?
イ・ジョンジェの他にも、ゲームを監視するフロントマン役のイ・ビョンホン、謎のめんこ男ことセールスマン役のコン・ユ、刑事ジュノ役のウィ・ハジュンなどお馴染みのキャストも再登場するほか、イム・シワン、カン・ハヌル、パク・ソンフン、パク・ギュヨン、さらには元BIGBANGのT.O.Pことチェ・スンヒョンや、元IZ*ONEのチョ・ユリら豪華面々の参戦が決定している。
気鋭の新キャストはもちろん、再び世界を熱狂させる生死をかけたゲーム、そして想像を超える壮大な物語と、全てをスケールアップして贈る新シーズンの“ゲームスタート”まで残り僅か。黒幕を明らかにするという壮絶な覚悟を持って再びゲームに舞い戻るギフンから、目が離せなくなること間違いなし。
『イカゲーム』シーズン2は、12月26日(木)より世界独占配信。
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