『セックス・アンド・ザ・シティ』続編、ノンバイナリー役のサラ・ラミレスが降板か

『AND JUST LIKE THAT...／セックス・アンド・ザ・シティ新章』でノンバイナリーのチェ・ディアス役を演じたサラ・ラミレスが、シーズン3にはカムバックしないようだ。

※本記事には『AND JUST LIKE THAT...』シーズン2までのネタバレが含まれます。

サラ・ラミレス演じるチェ・ディアスはどんなキャラ？

シーズン1～2にわたって登場したチェは、スタンダップコメディアンでポッドキャスト番組のホストも務め、俳優としてドラマにも主演するマルチな才能を持つキャラクター。

しかし、チェと恋に落ちたミランダ（シンシア・ニクソン）が長年付れ添った夫スティーヴ（デヴィッド・エイゲンバーグ）を捨てる展開にファンが不満を示し、その原因となったチェに非難が集中。

SNSでもファンが誹謗中傷のコメントを投稿するなどの事態となり、チェ役のサラが降板するのではないかとの噂は、シーズン2がリリースされる前から囁かれていた。

米The Hollywood Reporterをはじめとする複数メディアが、シーズン3にサラは続投しないようだと報じているが、『AND JUST LIKE THAT...』の関係者は、現在執筆中のシーズン3のエピソードにサラが出演する可能性は常にあると述べていたという。

先月、サラは自身のInstagramに、現在イスラエルと戦争中のパレスチナ自治区ガザ地区を支持する投稿の後半部分で、『AND JUST LIKE THAT...』が同フランチャイズ初のノンバイナリーキャラクターとなるチェを登場させたのは、多様性を目指したからではなく、LGBTQ+コミュニティに対する“パフォーマンス的”なサービスのためだったと主張。

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サラは、ハリウッドの業界は“二枚舌”だと称し、「私が最後に演じたキャラクターは、私たち全員にとってハリウッドの内外を問わず、クィア・コミュニティが乗り越えられない事実を反映する素晴らしい鏡となりました」と綴り、名前こそ出していないが、“最後のキャラクター”がチェであることをほのめかしていた。

なお米Varietyの情報筋は、サラがパレスチナを支持していることを理由に番組から解雇されたのではないかとも意見しているが、別の情報筋は、ミランダとの恋愛関係が終わったため、チェというキャラクターアークが完結したとしている。シーズン2最終話では、ミランダとチェが破局する展開が描かれた。

『AND JUST LIKE THAT...／セックス・アンド・ザ・シティ新章』シーズン1～2はU-NEXTにて配信中。

（海外ドラマNAVI）