人気Vloggerからシアター・スクールの経営者へ！笑いと涙に包まれる感動作『シアター・キャンプ』本編映像が公開

『リトル・ミスサンシャイン』や『ジョジョ・ラビット』をはじめ、観客を“笑い”と“熱い涙”で同時に包み込む数々の名作を世に送り出してきたサーチライト・ピクチャーズが贈るサンダンス映画祭を熱狂させた期待の最新作『シアター・キャンプ』が10月6日（金）に日本公開！

今回、シアター・スクールの経営を行うことになった主人公トロイが、夏キャンプの朝礼で自由奔放な子供たちを目の前にたじろいでいるシーンの本編映像が解禁になった。

映画『シアター・キャンプ』概要

ミュージカルスターを目指す子供たちを集めるシアター・スクール“アディロンド・アクト”は、トロイの母・ジョーンが校長を務め、その人柄と不屈の精神で子供たちやコーチからも愛されてきたが、ジョーンが昏睡状態に陥ってしまったために息子のトロイが経営せざるを得なくなった。もともとは人気Vloggerとして活躍していたトロイは演劇のことは全く分からないうえに、経営状態も厳しいスクールの現状に悩まされながらも、なんとか存続させようと奮闘していく。

主人公トロイを演じるのは、YouTuber出身のジミー・タトロ。他には、『一流シェフのファミリーレストラン』アヨ・エデビリ、『ザ・ポリティシャン』ベン・プラット、『グッド・ドクター　名医の条件』ノア・ガルヴィン、『マーベラス・ミセス・メイゼル』キャロライン・アーロンなど、海外ドラマファンお馴染みのキャストたちが脇を固める。

本編映像

この度解禁されたのは、母親の代わりにシアター・スクールの経営を行うことになったトロイが、夏キャンプの朝礼で自由奔放な子供たちを目の前にたじろいでいるシーンの本編映像。広々とした講堂に集められた子供たちが楽しそうにおしゃべりする中、トロイは壇上へ立ち、「ギャングたち、静かにできる？」と呼びかけるも、子供たちはまったく話を聞く様子はなく、むしろ会話はますますヒートアップするばかり。

その様子を見かねた演技講師のエイモスがトロイからマイクを奪い、「何て美しい…」とミュージカル「オクラホマ！」のフレーズを歌い始めると、子供たちは途端におしゃべりをやめて一斉にエイモスの方を向き、「朝だろう！」と歌でお返事。一瞬で子供たちの注目を集めたエイモスを見てトロイは「スゲえ…」と圧倒されつつも、「よお、アディロンド・アクト!」と陽気なテンションで再び子供たちに切り込んでいく。一筋縄ではいかない子供たちの様子から、シアター・スクールの独特の騒がしさと賑やかさが垣間見えるワンシーンとなっている。

YouTuberから俳優デビュー！

人気Vloggerからシアター・スクールの経営者となったトロイ役を演じたジミー・タトロは、自身のYouTubeチャンネル「Life According to Jimmy」のクリエイター兼俳優としてキャリアをスタートさせ、主演に抜擢されたNetflix配信のモキュメンタリー・ドラマ『アメリカを荒らす者たち』シーズン1では、その悪名高い演技で数多くの主演男優賞のノミネートを果たす注目俳優だ。

タトロがYouTuberから役者の道に入ったということもあって、“演劇キャンプに参加したことがなく、どのようなものなのか全く分からない”という共通点があるトロイは、劇中ではアウトサイダーなキャラクターではあるものの、演劇に詳しくない鑑賞者側にも共感できる存在という重要な役割も果たしている。

監督、脚本、制作を務めたモリー・ゴードンとニック・リーバーマンは“長年のファン”でもあったというタトロについて、「トロイのキャラクターを考えている時、彼のことが常に頭の中にありました。彼は地に足をつけ、感情的でありながら、決して単調なオチにはならないトロイを演じる天性の能力を持っています。すべての役柄に人間性を見出すのです」とトロイの持つ俳優としての魅力に称賛を送っている。

果たしてトロイは変わり者揃いの教師や破天荒な子供たちと共にシアター・スクールの危機を乗り越えることができるのか!?　自由奔放な子供たちはもちろんのこと、ユーモア溢れる演技で独自の存在感を放つジミー・タトロにも注目だ。

（海外ドラマNAVI）