大人気ドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』の前日譚となるスピンオフドラマ『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』でコアリーズ・ヴェラリオン卿を演じるスティーヴ・トゥーサントが、「シーズン2は全面戦争になる」と予告している。
『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』とは
『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』は、本家で描かれた出来事の約200年前を舞台に、ウェスタロスを統治したターガリエン家の熾烈な王位継承争いが壮大なスケールで描かれるシリーズ。シーズン1の最終話は、ターガリエン家のレイニラ王女が率いる黒装派と、ハイタワー家の翠装派が真っ向から対決する構えを見せて終了した。
コアリーズ・ヴェラリオン卿は、強大な艦隊を持つドリフトマーク島の領主にして、ターガリエン家の姻戚ヴェラリオン家の家長、レイニス・ターガリエン王女の夫。コアリーズの息子で同性愛者のレーナーとレイニラ王女は政略結婚をしたが、二人の間に誕生したとされるルケアリーズをはじめとする三人の子どもの実父は、王都の守人サー・ハーウィン・ストロングだ。シーズン1最終話で、ボロス・バラシオン公と交渉するために嵐の果て城へ行ったルケアリーズは、エイモンド・ターガリエンの乗るドラゴンに襲われて命を落とした。
「代償を払わせる」
米Extraのインタビューに応じたスティーヴが、シーズン2におけるコアリーズの立ち位置を質問されて答えている。「前シーズンのラストで示唆されたように、コアリーズが個人的にレイニラをどう思っていようと、“彼女が正統な王位継承者である”と彼が決めたという事実が大きいと思うよ。ハイタワー家がやった土地の買収は裏切りだし、その代償を払わせる必要があるだろう。それに、彼(コアリーズ)の孫(ルケアリーズ)が殺されたのは事実だ。コアリーズと血の繋がりのない孫だと分かっていても、それでもルケアリーズは彼の孫なんだよ。だから、それがコアリーズの立ち位置で、その代償は彼に支払われなければならないと思う」
さらに、シーズン2に期待できることについて訊かれたスティーヴは、「全面戦争が起こるということ以外は何も言えない」と回答。「実はまだ、脚本に目を通していないけれど、良いことが起きると聞いているよ。素晴らしいものになりそうだね」とコメントしている。
シーズン2では、ターガリエン家とハイタワー家が王座を巡る全面戦争に突入する模様で、さらに策略と陰謀、波乱に満ちたストーリーが展開されそうだ。『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』シーズン1はU-NEXTにて配信中。(海外ドラマNAVI)
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Photo:『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』© 2022 Home Box Office, Inc. All rights reserved. HBO® and all related programs are the property of Home Box Office, Inc.