英ベストセラー作家ニール・ゲイマンとテリー・プラチェットによる同名小説を、Amazonと英BBCが共同でドラマ化したファンタジー・ダークコメディ『グッド・オーメンズ』。そのシーズン2の予告編公開の遅れでファンが不安を見せるなか、ゲイマンが「製作自体は順調に進んでいる」と報告している。
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シーズン2は今も編集中。リリース日は決定済み
ファンのなかには、7月21日(木)よりスタートしたサンディエゴ・コミコンで、シーズン2のティザー映像などが初お披露目になるのではないかと期待していた人がいたようだ。そんな期待を裏切るかのように、ゲイマンが「予告編はまだまだ先」とツイートしたことから、ファンの間で「プロジェクトが頓挫したのではないか…」といった不安が広がっていた模様。その反応を受け、続けてゲイマンが、さらに詳しくシーズン2の進捗状況を明かした。
A long, long wait. https://t.co/aBnoDEMtwV
— Neil Gaiman (@neilhimself) July 21, 2022
「『グッド・オーメンズ』シーズン2は今も編集中で、予告編は番組が全て編集され、グリーンスクリーンを背景にしたシーンに十分なCGIが施されるまで公開されない。(だけど)スタジオは、いつ番組がリリースされるか分かっている」と投稿。予告編が届くまでしばらく時間がかかりそうだが、リリース日が決定していることをほのめかしていることから、年内にはティザー映像や予告編が公開されるかもしれない。
シーズン2では原作にはないストーリーが語られ、主人公の天使アジラフェルと悪魔クロウリーの奇妙な友情をさらに掘り下げるとのこと。過去のお気楽な生活に戻り、ロンドンのソーホーで、ほぼ普通の人間として暮らしていた2人の元に予期せぬ使者が訪れ、思いもよらない新たな謎が届く。
シーズン1のキャストが復帰も
アジラフェル役のマイケル・シーン(『マスターズ・オブ・セックス』)とクロウリー役のデヴィッド・テナント(『ステージド 俺たちの舞台、ステイホーム!』)をはじめ、シーズン1で大天使役ガブリエルを演じたジョン・ハム(『MAD MEN マッド・メン』)と、サラクエル役のリズ・カー(『ウィッチャー』)、シャドウェル役のマイケル・マッキーン(『ベター・コール・ソウル』)、マダム・トレイシー役のミランダ・リチャードソン(『そして誰もいなくなった』)、ウィリアム・シェークスピア役のリース・シェアスミス(『9から始まる奇妙な物語』)、メアリー・ホッジ役のニーナ・ソサーニャ(『ダーク・マテリアルズ/黄金の羅針盤』)がカムバック。しかし復帰キャストのなかには、シーズン2で別のキャラクターを演じるメンバーもいるという。
新キャストは、ミュリエル役でクエリン・スペルヴェダ(『Havoc(原題)』)が出演し、シェリー・コン(『ライアー 交錯する証言』)、アンディ・オショー(『クリスマス・キャッスル』)、ティム・ダウニー(『英国王のスピーチ』)らが参加している。
近いうちに『グッド・オーメンズ』シーズン2の予告編が公開され、配信日が発表されることを期待したい。シーズン1は、Amazon Prime Video(アマゾンプライムビデオ)にて独占配信中。アマゾンで配信中のおすすめ海外ドラマも併せてチェック!
(海外ドラマNAVI)
Photo:『グッド・オーメンズ』(c)Amazon Studios