『スター・トレック：ディスカバリー』最終話についての話はまだない

人気SFドラマシリーズ『スター・トレック：ディスカバリー』。現在シーズン5の撮影を行っている本作だが、どのように終わるかという話にはまだなっていないようだ。

『スター・トレック：ディスカバリー』新スピンオフでは、スポック役イーサン・ペックの何かが違う

人気SFドラマ『スター・トレック：ディスカバリー』でスポックを演じ、スピンオフドラマ『Star Trek: Strange New Worlds（原題）』にも出演しているイーサン・ペック。歴代のスポックに負けない存在感を発揮している彼が、そのスピンオフの役作りで思い切ったことをしたようだ 『ディスカ...

『宇宙大作戦』の約10年前を描く『スター・トレック：ディスカバリー』。『新スター・トレック』や『スター・トレック／ディープ・スペース・ナイン』『スター・トレック／ヴォイジャー』のように、7シーズンの放送を目指すと考えられていた。しかし、視聴者も様々な配信サービスの会員となり分断され、サービスも競合する現代のテレビ事情では短い放送期間が適しており、『ディスカバリー』のような大予算のSFドラマでさえ5シーズンが妥当かもしれないと米Comicbookは述べている。

『スター・トレック：ディスカバリー』終盤についての話はまだありません

マイケル・バーナムを演じるソネクア・マーティン＝グリーンは、そのような話はまだないとインタビューで答えている。

「ありがたいことに、この作品は確実に前に進んでいます。終盤についての話はまだありません。私たちはこれから描きたいことについてよく話すし、少なくとも彼らはアイデアを共有してくれています。バーナムだけでなく、他の人たちや物語全体について、私がこれから見たいと思うものについて話しています。確かにこの先のことが描かれていることもあります。でも、ありがたいことに、まだ終わり方については話していないのです」

『スター・トレック』シリーズでは近年、ジャン＝リュック・ピカード役のパトリック・スチュワートやキャスリン・ジェインウェイ役のケイト・マルグルーらが再登場し、新たな物語が展開している。ソネクアは数十年後にマイケル・バーナム役で復活することがあれば、喜んで同じようにカムバックすると公言した。

「絶対カムバックします。私たちの愛するケイト・マルグルーも今復活し、アニメーションの世界でも彼女の才能を見ることができます。パトリックもケイトも以前と同じように、いや、それ以上に愛されています。伝説の存在である彼らが新たな形で戻ってくることは、私たちにとって、そしてこの番組を愛するすべての人にとって、とてもエキサイティングなことなのです。だから、同じように戻ってきたいです。私はマイケル・バーナムが大好きです。もし30年後に戻ってこられたら、本当に素敵でしょう。30年後もみんな元気にテレビを見ていてくれればいいのですけどね…」

『スター・トレック：ディスカバリー』は現在カナダのトロントでシーズン5を撮影中。（海外ドラマNAVI）